通販部ってどんなとこ?【第3事業部】
AZismのエンターテイメント事業を手掛ける第3事業部。
ゲーム・トレーディングカード(トレカ)・サバイバルゲームを運営している部署です(最近は飲食業にも挑戦)。
その中で、最近、存在感を放っているのが『通販部』。
文字通り、通販専門部隊としてオンライン販売をメイン業務としている部署です。
今日は中心人物2人に取材してみました!
――自己紹介をお願いします
竹田「通販部担当の竹田(たけだ)と申します」
小嶽「通販部の小嶽(こたけ)です」
――お二人はAZismに入ってどのくらいになりますか?
竹田「アルバイトから数えると、14、15年くらいですね。通販部に来てからは3年ぐらいになります」
小嶽「自分はアルバイトを含めて8年目ぐらいで、通販部はまだ10ヶ月ぐらいです」
【商材に何かあったり、お店にお客さんが来られない状況で支えていけるように】
――まずは竹田さんから、通販部の説明をお願いします
竹田「通販サイトを作って、そこでトレカ、ゲームの販売を行っています。Amazonやヤフオクなどで出品と販売もしています」
――通販部自体はいつごろから稼働しているんでしょう?
竹田「通販自体は5年以上前から、青梅店にフィギュアなどのホビー商品があったころからやっていました。ただきちんと通販部として確立したのはここ2、3年の話になります」
――通販部の設立の流れを教えてください
竹田「メイン商材が急に売れなくなっちゃったり、コロナみたいな状況が再び起こってお客さんが店頭に来なくなるときを考えて、店頭じゃなくて通販でお客さんを支えていけるようにしよう、ってことが念頭にあります。
あと、第3事業部も歴史がかなり長くなっていて年齢が高くなっている人で店頭で活躍が難しくなったときの活躍の場を作りたい、新しい将来にチャレンジしたいという狙いもあったり。
体験を売っていく、ということを通販でもできるというのを証明したいっていう気持ちもありますね」
――通販部の売上は順当にアップしているとお聞きしました。ざっくりとで良いのでどのくらい上がっているんでしょうか?
竹田「はい、2022年7月と今年の7月を比較すると売上金額250%UP、販売数580%UP、在庫もそれに伴って130%UPとなっています」
――とても順調、というかすごいスピードで売上も販売数も上がっていますね。これはお二人の手腕がすごいからなんでしょうか
竹田「小嶽くんが来てくれてからシングルカードの売上、販売数がすごく上がりました。活躍してくれているんで本当にありがたいです」
小嶽「手柄にしちゃおうかな…(笑)
僕が通販部に来てから店頭でやっているオリパを通販部でも作成することを能動的にやり始めたのでそのあたりの効果が上がっているとは思います」
竹田「あとは自分がトレカ店舗で店頭に立った経験が無かったんですが、小嶽くんはトレカ店長経験があり知識もしっかりしているのでそれも大きかったです」
【通販部のお仕事紹介】
――それでは、お二人のメインのお仕事を紹介していただければと思います
竹田「はい。僕はちょうど今、新人アルバイトさんたちが入ったので何を覚えてもらうかなどの業務割り振りがあります。通販サイトを見てもらえるための施策を考えたり、お客さんの対応などもやっています。
あとは通販サイト全体でどうしたら売上がアップするかなどの部分を考えるのがメインの仕事になっています。」
小嶽「僕は今、昨日やっていた特価商品の価格を通常に戻して出し直したりしています。特価作成などは随時ですし、他トレカショップの価格を追ったりしています。
やりがいとしては、X(旧Twitter)を見て買取価格が上がっている商品とかをタイミング見ながら価格調整したりするのは楽しいですね。
ゲームに比べてトレカはカードの値動きの頻度が激しいのでチェックは必須です。もちろん他社さんのも見てます」
【竹田さん&小嶽さん 通販部を語る】
――通販部のやりがい、楽しさはどんなところにありますか?
竹田「通販サイトをやらせてもらっていますがまだまだ改善の余地があります。ただその状況でもやればやるだけ結果が出てきています。どんどん伸びていく過程がイメージできているのでそれをやっていくのが楽しいです。
規模が大きくなってきたのでアルバイトさんを6名採用しまして以前の倍に増やしました。最初は数人だったのが今は10人以上になって1店舗ぐらいのものになってきています。手狭になっているので設備を整えていかなきゃって感じですね」
――アルバイトさんを大きく増やした理由を教えてください
竹田「今後やりたいことはいっぱいあるんですけど、全然追いつかない状態で。売上が伸びてくると純粋に出荷数が増えて作業時間が増えたりして。
出荷作業はアルバイトさんに基本お願いしてるんですけど自分や小嶽が手伝わないといけなくなってきたりで、その分社員がすべき作業が止まってしまうこともあったので増やしました」
――通販部に所属する人は店頭にも出るんでしょうか?
竹田「いえ、店頭には出ないですね。通販部の業務に専念してもらってます。いずれは各ジャンルに担当をつけてそれぞれが競争できるような環境を作っていきたいと思ってます」
――小嶽さんにお伺いします。通販部の楽しさ、やりがいについて感じているところを教えてください
小嶽「さっき軽くお答えした部分、価格に関することです。自分ではっきり貢献できていると感じられるのでやりがいがありますね。みんなのやれることが増えていくっていう時間を一緒に過ごせているっていうのはとても楽しく感じています」
――竹田さんは通販部に来る前はPAOカフェ(現AZBOX)の店長だったんですよね?
竹田「はい。PAOカフェを閉店することになったとき、もともと通販をやっていたのがジャラさん(※原島さん。第3事業部 商品課所属)で。第3事業部の商品課を拡大するときにジャラさんが商品課に入る、というタイミングで自分が通販を引き継ぎました。町田さん(※第3事業部 マネージャー)とも話した結果、通販部として正式に立ち上がったのが始まりです」
――小嶽さんは通販部に来る前、トレカ店頭に立っていましたよね
小嶽「一般社員という形でした。通販部に所属するきっかけは町田さんに呼ばれて会話してっていう流れだったと思います。通販部どう? 行きます、みたいな。
当時はちょっと参ってたというか、メンタル的にちょっとアレで…(笑)。だから環境も変えたかった状況ともマッチした感じです」
――竹田さんから見て、小嶽くんはどんな人間ですか?
竹田「おもしれーヤツですごい頑固なところ、こだわりがありますね。
仕事の目標、やらなければ行けないことに向かっていくこと、数字に対して強気でみんなを引っ張って行ってくれるのはすごい良いって思ってる反面、変なところで急になんか弱くなるんで、そこが面白いです。
僕は目標に対してこの状況でできるかな…みたいな弱気になっちゃうことがよくあるので、小嶽くんができますよ!みたいにやる気にさせてくれるのはすごく助かってます」
――逆に竹田さんを小嶽さんから見た印象は?
小嶽「めちゃくちゃ優しい人です。僕、メンバーに対してけっこう尖った言い方しちゃうところがあるんですけど、竹田さんはマイルドに伝えてくれるのですごい助かってますね。僕の苦手なところをフォローしてくれるので」
竹田「小嶽はけっこう無差別に言葉のナイフで刺す、みたいなところがあるので(笑)」
小嶽「でもおかげで客観的にそれがわかってきたので、どう伝えればよいかを考えて気をつけるようになりました。でもまだ刺しちゃうことあるので、だっち(※竹田さんのあだ名)さんちょっとお願いします、みたいな…」
竹田「そこはちょっと練習してほしい(笑)」
小嶽「まぁそれ含めてバランスが取れている、と思います(笑)」
【通販部の野望と将来について】
――通販部、今後の野望を聞かせてください
竹田「どの店舗でも良いので、竜星のPAO、どの店舗でも良いので1店舗の売上を超えたいですね」
小嶽「そうですね。竜星超えですね」
――規模的には今後数年のうちにいけそうですか?
竹田「このままの伸び率でいけば、数年というか年末年始あたりに行けるかな? というところではあります」
小嶽「僕的には今月…」
竹田「あ、ホント?(笑)」
――小嶽さんとしては、もう超えちゃうぞと?
小嶽「超えたい…!」
竹田「超PAO(※8/8年に一度だけ訪れるPAO、竜星のPAO全店のビッグな日)あった月に超えるの難しくない?」
小嶽「いや、そこで超えたら本物だと思うんですよ。こっちも同じ土俵に立ってるんで」
竹田「これが強気の小嶽です(笑)」
――通販のPAOの認知度も上がってますもんね
小嶽「2022年に比べたらもう圧倒的に上がってます。販売数も6倍とかですし。岐阜とか北海道とか沖縄とか全国から注文がくるっていう感覚があります。販路広いので在庫あったら負けるわけがないんですよ。」
竹田「理論上はね」
小嶽「理論上は、負けちゃいけない(笑)。昨年対比もずっと倍以上伸びてるし」
竹田「ポケカが高騰してたというか、バブってた部分もあるのでこれからですね」
――規模拡大していくにつれ、自身の給料も拡大させたい?
小嶽「…はい!」
竹田「そこはあまり考えてなかったな(笑)」
小嶽「給料上げたいなって(笑)」
竹田「僕は言われて気づきました。小嶽はいろいろ考えているんで」
――小嶽さん的にはやっぱお金だと
小嶽「イヤ、汚くなっちゃう…(笑)。もらえるなら欲しいですけど」
竹田「通販部の査定も、拡大につれて変わっていってはいるので」
――2店舗分売り上げたら、2店舗分の給料が欲しい?
小嶽「貢献…してるってことですもんね?(笑)」
【店頭が無理でも働ける場所、活躍できる場所を作っていきたい】
――AZismマガジンはいろんな事業部の人が社員、アルバイト問わず見ているので何か伝えたいことがあればお願いします
竹田「今は特にうちでやってるのは、主婦の方とかお子さんがお腹にいる方とか店頭だと働けないけど働く意思があるという方とここ3年でいくつか出会いました。AZismは好きだけど店頭無理だから休まないといけないとか、そういった人たちも活躍できる場がちょっとできたかなと思ってます。
これから先、トレカだけじゃなく他の商材とかでも同じような場所を作れれば。その先駆けになっていれば良いなと。
AZismはもうすぐ40周年を迎えるので、社歴の長い人だと10年や20年在籍している人も増えてきてるんですよね。そういった人たちの次の活躍場所になれたら嬉しいです」
小嶽「そうですね、みんなが楽しく働ける場所を守れればいいかなと僕は思っているんで。会社の存続に貢献できるような場所にしたいです」
――ありがとうございました!
リアル店舗が無く、オンラインが主戦場の通販部。
AZismにおいて店頭だけでない居場所を作りたいという想いが竹田さんのお話から感じられました。小嶽さんは強気というだけあり貪欲に売上UP(+給料UP)を目指しているところが頼もしかったです。
お二人性格は違いますが良いコンビとして、通販部をもっともっと盛り上げ拡大していってほしいです!
(インタビュアー 企画戦略室 イタガキ)