見出し画像

【第3事業部、好調の要因】町田マネージャーが語る

――今日は株式会社AZism、第3事業部マネージャー、町田さんに『第3事業部好調の要因』というテーマでお話を伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。


よろしくお願いします!

【第3事業部 好調の要因】

▲第3事業部マネージャー町田さん。

――第3事業部は過去最高利益をどんどん塗り替えているとのことですが?

本当におかげさまで、去年、おととしぐらいからずっと登り調子です。商材のパワーもあるし時流に乗ってる部分と、そこにメンバーさんたちの成長が乗ってるんで、それが今の好調の本当の要因かなと思ってて。

――『商材のパワー』&『商材のパワーが活かせる人材がいる』の2つが好調の理由だと?

5年前に比べたら明らかにスタッフ一人の一人のレベルも、店舗のレベルも上がってるし全然違うんじゃないかなっていうところがあります。

――トレカ専門店の竜星のPAO八王子店を出店する際、ちょうど町田さんが戻ってきて(※1)店長として立ち上げました。

そうですね。だから僕はトレカ専門店の竜星のPAO八王子店の最初の店長をやらせてもらいました。そこからスタートしてたっていう感じです。
(※1 町田さんはAZismを2度退社しており、竜星のPAO八王子店立ち上げの前に3度目の入社を果たしています)

▲2017年、竜星のPAO八王子店の店長だった町田さん

当時はトレカの知識が何も無いので、トレカのショップをいくつも見に行ったんですが、専門性がすごい高いと思いました。出店時にアドバイス頂いた会社の方に『専門性の部分をしっかりやっていきましょう』っていう風に言われて。なるほど、トレカは専門性なんだ、と思って進めたんですけど…無理じゃねと(笑)

――どうして無理だと思ったのでしょう?

10年選手に専門性と戦っても勝てないよって。俺は勝てる勝負をしたい!って思ってたから。

もともとゲームで展示だったり接客だったりの知識はあったので、他のトレカショップを見たらあまり挨拶もない、なんか活気がない印象だったんですよね。だからこれ(接客)で勝負したい、ってその時の店舗メンバーとかに言いました。

そしたら「いやそれはなんかトレカユーザーあんまり求めてないっすよ」みたいなこと言われて。でも負ける勝負するわけにもいかないから、俺は勝てる勝負したいからそれやります、って言ってやりました。もちろん関連会社さんに教えて頂いてることもすごく大事で。これまた後に気づくんですよ。大事だって。

竜星八王子、最初の立ち上げで売れなかったんですよ。専門性がああだこうだで訳分かんないみたいな。ちょうど遊戯王ショック(※2)もあって、町田さん全然売れませんねみたいな空気感がちょっと出てて、店舗もゲームと併設になったことで面積も小さくなっちゃって。

そこで思ったのが、このままやってて責任取りたくないやって(笑)

俺のやりたいようにやってねーじゃんみたいな。夜中に代表に電話したんですよ。このままのやり方で結果出なかったら納得いかないですよ。俺のやり方でやって結果出したら出したいんですけど、やっていいですかって聞いたらいいよって言ってくれて。
(※2 2017年にあった遊戯王ルールの大幅改定のこと。カードの価値が乱高下し、一時は買取を取りやめるほどの混乱が起こった)

じゃあ僕のやり方でやろう。『接客が良い』『展示が良い』『店内の照明が明るい』、みたいなお店を作っていきました。

▲2フロア時代の竜星のPAO八王子店。この後、遊戯王ショックが起こり、ゲームが1F、トレカが2Fの体制に変わります。

――オレ流、にしたんですね。

はい。そうしたらやっぱりお客さんもPAOの接客っていいよね、トレカ屋とは思えないぐらい接客にいいし、明るいし綺麗だし清潔だしみたいな。すごく言われました。直接の声もいっぱいあったし、Twitterでも褒められてたし。

第3事業部でもともとゲームをやっていた経験の、『無いところにニーズを作る』っていうのかな。僕の戦略は、トレカの専門性で僕は負けちゃうけどそれ以外の部分で勝負してってトレカユーザーが求めてないっすよ、というところにニーズを作る。それがハマって地域でシェアナンバーワンの店になっていったんだろうな、って。

――ニーズを新たに作り出したんですね。

トレカは専門性が強いけど、その固定概念でやっちゃうと、専門性が高くないといけないっていう先入観にとらわれるから、それを振り切るしかなかった。違うベクトルでニーズを作って勝負して、それがどんどん大きくなって文化になっていった感じ。良い挨拶しましょうよ、とか綺麗にしましょうって言ってたら文化になってて、売れる仕組みの一部になったというか。


専門性の高い物っていうのは、基本的にはマーケティングに近い、売れる仕組みじゃないですか。僕はその新しいニーズを作っていくっていう中でやっぱりブランディングしたかったんですよ。基本的に売れ続ける仕組み=ブランディングで、継続性があると僕は思ってるんで。それを接客だと体現しやすいじゃないですか。接客で勝負して、良くなっていって第3事業部の文化がそうなっていって、今がある、みたいな。


――当時、辛い状況でもあったけど逆に町田さんがやりたいってところにシフトできたんですね。

最初のうちはスピード感が大事じゃないですか。スピード出すために結構自分の考えを押し付けちゃった部分もあったんですよ。じゃないと進まないし。本当にパワープレイで最初やって。大きくなった今は本当、みんなの意見を聞いてやってます。

――パワープレイだった時期はどのあたりまででしたか?

町田店のオープンまでぐらいじゃないかな? 八王子、立川、町田ぐらいまでは結構言うことを聞いてもらうと言うか。そこで合わない人もね、やっぱり抜けちゃった人たちもいたんだけど。その分スピード感は持てて出来てたんで。町田店から先は結構みんなに落としこんだっていう感じです。


――パワープレイすると反発だったりあると思うんですが

それはあります。ただそれは割り切ってるし、やっぱ人に自分の言うこと聞いてもらうには自分がそれを見せて、納得してもらわないと人は付いてこないから。

――言うに値するだけの行動をまず自分がしてるかどうか?でしょうか。

そうですね。あとはやっぱりパワープレイしながら『俺たちはすごいことやってるんだぞ』ってみんなに言うようにしてましたね。今ウチ、勢いあるよね!すごいよね!って。実際あったし。

自分たちが最初スタートした時ってけっこう赤字で。だからすごい変わってる感があったんですよね。こんなに素晴らしい所に出店して、とかそんなに遠くに出店してとか。みんなにそれ言ってたし、あと先頭に立って働いたし。みんなに厳しくする分、自分にも厳しくするから。厳しいこと言っても、そこまで文句出ないぐらい働いてたと思ってる。まぁ当時は言われないからさ、いたかもしれないけど(笑)

――誰よりも自分が働いてるぞと。

誰よりも大きな目標を持ってると思ってるしそこは自信があるんで。ついてきてほしかったし。

ただ、今は違うよ? 今はもうさすがにトップダウンじゃなくて、みんなに任せてる。人の成長も時流適応と一緒に、人材がいないと無理なんだよね。そして任せる。最初はやっぱ責任者なんで責任取らないといけないから自分でやんないとちょっとって思った部分もあったんだけど、やっぱりもう任せるようにはしてる。

――任せられる人材が出てきたと。

そうそう。桑ちゃん(※3)だったり、ジョンくん(※4)だったり。2人はもともとアルバイトなんだよね。その子達が店舗の業務的な部分とか、情熱があったりとか。熱量みたいなものがすごいあったんで。
※3 第3事業部 スーパーバイザー 桑原くん
※4 第3事業部 スーパーバイザー 石井くん 
2人のインタビュー記事:「お互いに刺激し合う関係」AZism人 Vol.2

なんか別にスキルは後からついてくるじゃん。『能力がなくちゃいけないの?』って思うんですよ。あった方がいいけどなかったらダメなのかって言ったけどそういうわけでも無くって。

能力のあるなしだけで判断するのってなんかちょっと違うじゃないですか。

――若い頃の町田さんも、やらかした逸話はたくさんありますもんね。

そうね、本当にそうだと思うよ。俺は学校の成績も悪かったし(笑)。

ただ、できない子達が迷惑かけてるって事もなくて。できないのはそれこそ僕らの責任でもあるわけだし。

▲若き日の町田さん。当時はかなりイケイケだった模様。

――できない人にこうしたらできるようになるよ、という仕組みがあるか?ということでしょうか。

そうそう。あと機会を与えられてるかどうかっていうのもある。

第3事業部の最近の査定項目だったり、こういう仕組みを作りましょう、みたいなものに関して言ったら桑ちゃんやジョンくんが僕より若いし、結局、若者の方が優れてると思ってるの。マジで。

年齢重ねてて、経験値がある分は喋ることができるけど能力で言ったら絶対に若い子達の方が高いじゃん。体力もそう。しかも生まれた時からもネットがある時代とかさ、そういう子達がいっぱいいるわけよ。

僕らはなかったから、感覚的には勝てっこないでしょ。僕なんかだと年齢が他の人と違ってけっこういっちゃってるんで、こっから先は若いその人たちが、メインでやってる人たちがやりやすい職場を作らないといけない思ってるし。だからもう査定で社員をこういう評価したい、とかQSCでこういう項目作りたいっていうのは桑ちゃんジョンくんの2人に結構やってもらっちゃってたよ。

――町田さんはもう確認する感じで?

そうそう。ちょっとはしゃべるけど、若い人たちがやりづらかったら、この先もやりづらいだろって思ってるから。僕がやりやすいよりも、2人がやりやすいほうがいい。

その代わりこだわってんのが、人事配置は僕けっこうやりますよ。

――その理由はなんでしょう?

誰がこの店舗とか、彼がこの店舗っていうのは、この人この店舗合いそうだなとか、この店舗は彼がいいよな、とか。そこはちょっとこだわってて。環境を与えるところまでは僕やりたいなって思ってるんですよ。後はもう成長って部分でいったら環境と責任を与えてあげて、後は自分で考えてやりなさいっていう段階にいってるんで。

環境を与える部分は僕がやって、スーパーバイザー2人が今の人たちの評価軸を作っていく形で。やっぱ近いから世代もさ。その子達がやっぱり作ったものの方が、俺がトップダウンで作るよりは圧倒的にできるし。

――自分が一番すごい!と思ってた時代の町田さんとはぜんぜん違いますね

まぁ、今でも一番俺がすごいと思ってるよ(笑)。今でも店長やれば一番売上出せると思ってるし。普通に負ける気はしないです。負けん気強いから(笑)

――でも今はやらないと。

うん。やっぱ人に任せることによって、人って成長するんだなって思うから。立場が人を作るっていうのを実感してます。任せるのって自分の成長にもなるし。

――でも、任せるのって怖い部分もあるんじゃないですか?

責任とんなきゃいけないからー怖いなーって思うよ(笑)

でも責任は持つから、君も責任持ってやってね、って言うことが大事だよね。なおかつ楽しくやっていこうっていうのは常に意識していこうって言ってます。

行きたくね―なって思って仕事って行くのイヤじゃん。仕事に行くのも家に帰るのも両方楽しければいいじゃないですか。プライベートも楽しい、仕事も楽しい。そういう部署じゃないと嫌だなって俺は思ってるから。

――第3事業部は社員で辞めた人って少ないですよね。

自分が見るようになって、辞めた人は2人かな? 超少ないよ。

僕が社員になった時、第3事業部は9人しか社員がいなかった。けど今は34人ぐらいになってて、来月はまた2人社員増やすし、社員希望の子もけっこういるね。

【利益がゴールになるのはイヤ】

利益のベースみたいなものは結構できてるけど利益がゴールになっちゃったらイヤなんですよ。数字至上主義になって数字さえ良ければイイ、だと長いことやってらんないって思ってるから。

その利益は継続するために絶対必要だから、利益とか関係ないとかは全然思わない。昔は(事業部として)貧乏だったから。利益が出て設備投資したい、こういうのは購入しちゃった方が早いんじゃないかとかって選べる選択肢がめちゃくちゃ増えて、前に進むスピードが早くなったからすげえ大事だと思いつつ。

やっぱりAZismらしさを目指したいよね。このお店に来て楽しかったとか、発売日PAOの店舗に行ったら一番面白いよね、みたいなのを、もっとこの先やっていきたい。

――楽しさ追究企業、ですよね。

僕は40代だったりして、最近テレビで見たら引きこもりみたいな人もけっこう多いって。そういう人たちも救えないかなとか。ゲームが昔から出て、今は高齢化で年代層が結構上がってるから、高年齢に向けたゲームショップ、ゲームの提案もできるかなって考えたり。それこそ老人ホーム向けにゲームを使ってこういう遊びがあるんです、みたいな提案もありだと思うし。

利益のベースみたいなものは今トレカで十分あるんだけど、会社の価値や部署の価値を上げるっていうのはそういった取り組みの方がもしかしたら早いのかもしれないなって。

部署で利益を出すことはもちろん大事なんだけど、会社の価値を上げる場所があったらもっと良いし、そうしたら求人困らないじゃん。あのお店で働きたいっていう人がいっぱいいて素晴らしいよねってなれば求人とかも困んないし、浮いた求人費用を社員の福利厚生の方に回したほうがもっと楽しいじゃん、とか思ったり。そこ目指したいよね。

――第3事業部の採用費用はかなり低いですよね?

そうですね。人気職種だから、やりたいって思う人は多いよね。

ただ、もっとウチの店舗の価値とか面白さに共感して働きたい!ってなってほしいんだよね。そう共感してもらえるノウハウが持てたら飲食事業の求人でもいきるんじゃないかなって。

だからエンタメにかぎらず、第3事業部の良さが生きるんだったらどんどん証明していきたいし、やるからにはやっぱり絶対成功させる。トータルの目標はAZismの価値を上げていくこと。そうするといろんな人のためになると思う。

――楽しさを仕事や業態で表現していくと。

そうだね。楽しくやりたいなと思ってる。

ウチは部下がめっちゃ優秀だから。これどうですか、ってものは確認はするけど基本任せてる。何かNG出したりもそんなにないかなと。だってマジで優秀なんだもん(笑)

――最初から能力ある人はもちろん、ない人でもできる人になる?

なってるなってる。だって5年前は普通にみんなフリーターとかだからね。桑ちゃんもそうだし、ジョンくんもそうだし。

――別になんか有名大学出てるとかでもない?

全然ないよ。ジョンくんとか『普通に専門行ったけど、なんか途中で真面目に行かなくなっちゃったんですよね~』みたいな。

だからやっぱりみんなのおかげだと思う。中堅メンバーもそうだし、新しい若い子たちもそうだし、みんなこの5年ですごい成長したと思う。

――拡大に従って、人が育っていったと。

そうだね。人が育つには任せないとどうにもなんないし。そりゃ失敗もたくさんしてると思う。

でも失敗はやっぱしてほしいと思ってる。失敗しないで挑戦しないのが一番ダメだから。失敗してないけど挑戦もしてないよね。って人はけっこう注意する。動いたほうがいいよって。

もし怒られるから失敗したくないってなったらやんないほうがもっと怒られるから(笑)。挑戦しての失敗だったら全然怒らない。むしろそれを楽しんでる。若い子がこんなことをやっちゃったんですよ、とかは結構楽しい。本人はうわーってなっちゃってるかもしれないけど。本当言ってあげたいもんね、失敗して覚えてきてるから。成長ってやっぱり失敗しないと無理だよ。

あとは本当、どれぐらいの期間でその人を見るかだよね。半年だったり、短ければ短いほどそりゃいいと思うんだけど、その人の適性もあるし5年後にこいつめちゃくちゃスゲーやつになるかなとか。そんなに急いで何か変わるわけないじゃんって最初から思ってるから。そんな早く人って変わらないし、人それぞれ違う。

だから半年間で必ずこうできますって、それは嘘だよねって思っちゃう。それは何か作業覚えてこなせるようになっただけ。成長してるわけじゃないっしょみたいな。

――人を育てるときは数年スパンで見る?

巨人の坂本じゃないけどさ、ずーっと使い続けるというか。ガッツがあったらイイでしょ。

だから本当、人を採用する基準ってスキルじゃないからね。やっぱり情熱があったりとか姿勢だったりとかそういうので採ってるから。昭和でしょ?(笑)。スキルがないと優秀じゃない、と思われるのは違うよねって。その人の中に情熱とかあるんだよ。できない中でも。

もちろんめちゃくちゃ仕事ができて情熱がある人を目指すんだけど、できなくても情熱ある人ってやっぱり良いよ。部署を盛り上げるみたいな形で働いてくれるもん。楽しく取り組んでくれるから。あんまり能力が先に立っちゃってると、できないって思われたらもうみんなキツイじゃんと思っちゃう。

――評価項目自体にはスキル評価部分はありますよね。

それはいっぱいあるよ。それはそれ。

ただ、給与テーブルとか相当直したよ。もうあのスーパーバイザーたちが本当優秀だし、店長たちもとても優秀で意見挙げてくるんですよ。こうした方がどういうところが査定が分かりづらいです、とか。

査定のアンケートをも取ってるんだよね。今回の査定は分かりやすかったですか、とか。それをフィードバッグしてるし、みんなの意見を本当に入れながら、本当に第3は変わったと思うよ。働く時間も残業しないようにしてクリーンな環境にしたり。今後は週休2日とかさ、そういうのは実現できたら素敵だなと思うし。

――今後の目標は?

第3事業部はこれから本当にやりたいことやれる、みたいな状態かな。37期の後期からは結構ウチがやりたいことをもう少し前に出して行きたいっていうのがあって。それをやっぱりみんなに伝えたい。

僕らの達成したいのって利益もそうなんだけど、やっぱりお客さんを楽しませたい。だってエンターテイメント事業部だし。楽しくなかったら第3事業部じゃないし。やりたいことありすぎてね、めちゃくちゃ語りたい(笑)。

――47歳にして、まだまだやりたいことがあると(笑)

そう! やりたいこといっぱいありすぎて。充実してるし、会社でこうやってチャンスをもらえるのはありがたいなと思ってる。本当に今うちの会社ってどの部署もチャンスがあると思う。だからもうなんか挑戦した人は本当にいっぱい挑戦してほしいと思うよね。

もちろん、いい状態がずっと続くとは思ってないから。商材に何があるかもわからないし、当然あると思うから。ただ、そうなった時でもかなり生き残れるでしょって思ってる。自分たちに何を目指すのかっていうのちゃんと伝えたりしていったらとっても素敵だと思う。

お客さんがPAOに行って、夏休みあそこのお店で遊んだなーとか買い物したなーとか。ふと5年ぐらいたって思い出すみたいな、それが好き。だからアルバイトさんもウチで働いたとき楽しかったなと思ってもらいたいし。そこをやっとこ形にできるのかなと。

――ゲームのほうでも野望があるとか

東京ゲームショウはもう何度も行ってるんだけど、将来的には『出展』をしたい!

――出展ですか?

そうそう。PAOの店内をゲームショウで再現したら楽しくない?

こんな店関東でやってるんです、店内はこんな感じでこんなPOP作ってて、みたいな。楽しいじゃん。

来年はゲームショウ出展目指してるから。ゲームの楽しさだけじゃなく、ゲーム店舗の楽しさも知ってほしい! PAOのTシャツとか作って売ってもいいと思うよ。素敵じゃない? 将来的には登壇して喋りたい(笑)。ゲーム屋さんで出展するって、ある意味夢みたいなもんじゃん。小売店がゲームショウ出展したってすごいって思われるじゃん。

出展にお金かかると思うけど、100万とか200万とかでもやっても、それだけの価値があると思うからやってみたいよね。広告効果とかもあるとは思うけど、本当に俺が単純に楽しそうだし、すげーかっこいいじゃん。PAOって看板があってブースの中がお店みたいになってて。

ゲームってトレカに比べると落ち着いた商材になってるけど、そんな中でもまだやってない、楽しそうなこといっぱいあるじゃんって思ってるの。それを最近ゲームのミーティングとかで結構伝えてるんだけど、そうするとやっぱりみんな火がつくもんね。本当自信があるからできると思ってるよ。

俺はリーダーだから部下に夢や希望を語れないといけないと思うのよ。だから俺は寝てる時だけじゃなく、起きてても夢見てるぞ!って言いたい(笑)


みんなより年齢は上だけど、年齢とか関係ないし本当にどこのタイミングからだってできるわけじゃん。実際にこう今までだって全然売れてないときから、いや俺は売りますよ、一番になるんだ、ってずっと言ってきて、だんだんだんだんいろんなものが叶ってきた。

最初は本当にお店が無くなっちゃいそうなところから『一緒に働ける仲間をいっぱい増やしたい』『働ける場所も増やしたい』『地域から愛されるお店にしたい』っていう3つの目標を最初持ってスタートしたけど、やっぱ叶ってきてるもんね。第3で働いてる人数なんてすごい増えたじゃん。店舗もすごい増えたし、地域からも応援される形にもなってきてるし。

ツイッターのフォロワーさんの数も、俺が始めた時って全店舗で17,000人ぐらいだったのね。それが今、全部で今200,000人以上いるし。もちろん単純な指標じゃないのかもしんないけど、数字で測る指標になるよね。一企業の一部署で、それだけのフォロワー数抱えてるのってあんま多くないと思う。そこをもっともっと上にしてって、総合的なエンターテイメントをやってる会社としてお客さんがウチ見て楽しんでもらえたらもっとイイね。

――他の事業部になにかメッセージがあればお願いします。

コロナがあって本当にすごい大変なんだろうなって思う。

ただ逆にチャンスだとも思う。第3事業部が調子悪かった時期なんてかなり長かったけど、そこを超えるとかなり強くなるはず。自分も当時はカラ元気くん、みたいな感じでやってた。すごい可能性を秘めてると思うから、コロナで悔しいことも多いかもしんないけど、どっかで良くなると思うし、それを信じて頑張ってほしいです。

――本日はありがとうございました!


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!