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スポーツチャリ初手、洗濯板サドルで諦めてほしくない

ロードバイクやクロスバイクに乗っていると、洗濯板サドルでお尻が痛くなる問題に必ず当たると思います。男性だと尿道痛も大敵です。しかし、サドルは一般的に1万円以上しますから、おいそれと買い替えられません。

座って実際に漕いでみないと分からないのに、買うのも大金で返品も出来ません。ダメだったら中古として売るしかありません。レンタルという手もありますが、地方にその様なショップはありません。

そこで、20代の頃と40代の今、改めてロードバイクに乗り始めて感じた持論を申し上げますと、

純正サドルでポジション出して、痛かったらクッションカバー(ビブショーツ等も)を付けてみる。それでも痛かったら交換想定

そんな気がします。20年近いブランクがありながら先日、北関東からTDLまで平坦200km超、日帰り往復しました。が、お尻や尿道が痛くてどうにもならない事もなく、走り切りました。

20年ぶりの復活から2ヶ月経ったかな? くらいですので、体は出来上がってません。そうすると、ポジションが出てるからだと思います。よほど体に合わないサドルでない限り、ポジションが出ればお尻は易々と痛くならない、と言う事だと思います。

私が使ってるサドルは、

サンマルコの何か

記憶の彼方なのでサンマルコの「何か」の「何か」が分かりません。このサドルが特別に良いとも限らないですし…

もしくは、

ANCHOR RNC7

ANCHORのRNC7と言うクロモリロードなんですが、RNC7がとてつもなく良いバイクだから、いきなり平坦走行200km超えが出来る。
と言うことなのかどうか、他のロードに乗ったことがないので分かりません。

サドルとロードバイクその物は比較対象がないので分かりませんが、お尻の痛さはチャリその物より、ポジションやサドルが中心だと思います。

ロードバイクのお供、クッション付きタイツのような物は履いてます。

これを履いただけで200km走行でお尻が痛くならない訳でもないかと。履かなくても50km位は走れます。痛くなる方はこう言うのを履いても痛いもんは痛い、じゃないでしょうか?

ここばっかりはお金よりか時間で、じっくりポジション出しをした方が良いかも知れません。やることが多く、出すまでが大変ですが、出てしまえば、ほぼそれっきりです。その日の調子に合わせて数mm、サドル上げ下げくらいです。

20年ぶりに乗るにあたって、参考にさせて頂いたHPです。上のHPを参考に、一番最初にクリート位置を決めてから、サドル調整すると良いかも知れません。

この調整のおかげでお尻や尿道痛もなく、足裏や指も痛くならず、唯一は掌がちょっと痛いぐらいで復活2ヶ月で平坦200km超を走れました。

ちょっと脱線ですが、ハンドルはやや低めにしてます。サドルの高さよりやや低めくらい(上記にロードの写真がありますので、ご参考を)。ブラケットや下ハン持ちで前傾、上ハンで背筋ピンとしたアップライトも取れます。

この様な記事を作ろうと思った理由は、洗濯板サドルでスポーツチャリを諦めないで欲しいからです。私が最初に買ったのはクロスバイクのGIANT ESCAPE R3ですが、サドルが洗濯板サドルでした。

なにこれ、ケツが超痛てぇんだけど。拷◯ですか?

と、思ったのを覚えています。初めてスポーツチャリを買った方は、初手で心が折れる、それくらいだと思います。ママチャリが如何にお尻に優しかったか、身に沁みます。

私の場合は肉厚サドルを買うことで解決させましたが、そこに至らずチャリを諦める方も少なからず居られると思います。それ程に洗濯板サドルはお尻が痛い

↑クロスへ付けた肉厚サドル。絶版のようです。

ただ、20年前にロードに乗り、体の造りは時の彼方に消え去った中での復活。200km超走っても洗濯板サドルでお尻が痛くならない。2桁kmならクッション入りタイツも必要ない状態にチャリはなってます。つまり、

ポジションさえ出れば、洗濯板サドル、怖くない!

に、行き着きました。
ロードは元より前傾気味なので尚更ですが、クロスバイクはアップライトなのでどうしてもお尻に荷重が寄りがちなので、痛くなりやすいです。それでも、ポジションさえ出れば乗った瞬間、既に拷◯、にはならないでしょう。

お尻が痛い方は、上記したポジションHPを参考に是非、ポジション出しをしてみて下さい。お尻が痛くならなかったり、力がペダルへ上手く入るようになり、場合によっては今までより速く走れるようになる事もあります。

特にロードはなるべく前傾傾向で。前傾は最初、息が詰まる感がありますが、そこは耐える方向で。ブラケットを持つ時は前傾、上ハンを持つとアップライト。これ位な感じのハンドル高にすると、良いかも知れません。

前傾寄りにすると荷重が前寄りになりますので、お尻の負担が軽くなります。
また、良いポジション以上にサドルを上げて漕ぐと、お尻がサドルに食い込んで痛くなりますので、それなりの高さで。

それなりの高さにしてると、サドルに座ったまま停車しても、片足つま先立ち出来ます。それが出来ない程だとしたら、高すぎかも知れません。

ポジションを出して、それでも痛い方はクッション入りタイツや、サドルカバー。ここまでやっても痛い方はいよいよ、サドル交換でしょうか。

サドルは他の人がどんなに「良い!」と言っているものでも合わないことがあるので、正に沼。2桁年数ロードへ搭載されてるサドルは、坐骨の幅を自分で測って選びました。最低限、これをやって後は運を天、そんな感じでしょうか。

サドルは出費が痛いのとゴールが見えないので、まずはポジション出し、オススメです。

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