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今度の動画制作も「メモの魔力」メソットでストーリーをひねってみた。

ちょっと前に作った縦型俳句動画

のアイデアをまとめる段階で
前田裕二さんの「メモの魔力」方式を採用したところ
結構、いい感じだったのです。


なので、これから実作業に入る動画でも
それをやってみました。

こんな感じ。

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こんなんで、前田裕二式になっているのか
どうかわからないのだけど、

・見開きで使う
・左側はファクト
・右ページは、抽象と転用

という項目でとりあえず埋めてます。
#厳密にはちょっと内容が違う気がする

きっかけは
「そろそろ桜の季節だし
 桜を扱った俳句動画つくろう」

と、単純に思ってメモ帳を開いたのだけど、
桜のことを考えて浮かんだことは

「あんなに夥しい花を咲かせて
どうして新しい木の芽を見かけないのだろう」

ということでした。

で、それに関するファクトを
リサーチした内容も含め、
左ページに埋めていきます。

花もたくさん咲いて、
さくらんぼもなって(全部じゃないけど)
季節が終わるとその実も道端に落ちて
けっこう、にぎやかに汚していること

なのに新しい桜の木の芽はでない。

開花→実がなる→種

つまり花が咲くということは
植物の繁殖行為の一貫であるはずなのに
それがまったく種の繁栄に
つながっていないのではないか

あの花や実は無精卵みたいなものなのか?

ソメイヨシノは交配で生まれた特別な種
今、たくさん生えているのはクローン
自家不和性が高く、結実しても発芽しない

まあ、そこからいろいろ考えて、

「なんて儚く憐れな花ですね」

ではあんまり可愛そうなので、
それを救う結末をずっと考えました。

正直、メモではそこまで到達できずに、
メモをMacのメモに文章を整えながら
打ち直している時
ひらめきました。

で、大筋はこんな感じです。
---------
あれほど夥しい花弁を広げ
実もたくさん生しているのに
新しい木の芽を見ないのはどうして?

ソメイヨシノは挿し木で殖える
DNAがみな同じクローン
同一種同士では結実しても発芽しない

子を作れぬ運命に対する
恨みか
怒りか
抵抗か

狂気の花の宴は
風に飛ばされ
水に流される

どうか静かに
土へ還えっておくれ 
他の命の養分となり
あなたの命はつながれている
---------

週末にかけて動画に仕上げてみたいと思います。

【追記】動画出来ました!

ところで、メモ帳を新調しました。
ずっとネイビーのトラベラーズノートでしたが、
オリーブにしてみました。

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緑色がテーブルにあるって、
ちょっと気持ちよいです。




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