物理的なセックスと精神のセックス

 

 おおっぴらに語るのは恥ずかしいので物好きな人だけ読めるように有料記事に設定していますが、おおむね実践のセックスより精神や概念が交流することで生まれるなんらかのほうが興奮するという話をしています。読んだ方がいいかと聞かれたら、読まんでもええと私は思います。


 インターネットの普及で女性もポルノを見るようになったのだという。私はポルノ、特に実在の人物がSEXしているところを見るのはあまり好きではない。わーお、肉弾戦、と言う感じがする。

 お肉とお肉がぶつかり合っているのを見るのなら、相撲や格闘技を見ている方がよほど美しい。それに勝ち負けがあって、時間が決まっていて見やすい。それに私は旧い人間なので、性的な動画は見ているだけでウイルスに感染したりするのではないか? などと心配したりもしてしまう。

 そんな心配をしながらエロ動画を見るならばいっそ、空想の産物、思想を交わしている方がよっぽどセクシーではないか。というかエロい。実際私はそういう目で思想書を読んだり創作物に目を通したりしている。創作物とセックスの似ているところ。それは自意識と自意識のぶつかり合いであるというところだ。たとえば、

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