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失敗とぐるぐる思考

こんにちは。あざらしです。精神心理系のお仕事をしています。自分のことや心理系の話題などつらつらと書いています。

体調はかなりよくなってきました。でも週末だという解放感もありそうな…(笑)浮かれすぎて月曜にぐったりしないように気を付けたいです。

さて突然ですが、みなさんは今まで失敗したことはありますか?

失敗ばかりですという方、逆に失敗なんてしませんという方もいらっしゃるかもしれないですね。

私はあります。しかも山ほど。今思い出しても穴があったら入りたい…いや、むしろ自分で掘ります!しばらく埋まってます!くらいのどうしようもない恥ずかしさと申し訳なさが襲ってきます。

でも、以前は恥ずかしさなどではなく、強い不安や恐怖が発生していました。しかも思い出すというよりは、頭から離れず、悪い方へぐるぐると巻き込まれていくような感覚。本当に辛いときはそれをコントロールすらできませんでした。

今の状態と以前の状態は何が違うのでしょうか。

それは単純に『完結したかどうか』ということがあると思います。あとから自分でフォローができたり、時間が解決してくれたり。何らかの形でスッキリ完結したものは案外ぐるぐる思い出すことがないように思います。

ぐるぐる思い出すというのは本来、同じ失敗を繰り返さないための危機管理能力と言われています。悪いもののように見えて、実は自分を守ってくれているのです。

とはいえ、ずっと頭から離れないというのは辛いものです。実際に頭は働き続けるし、辛かったときと同じ身体反応を再現してしまうこともあって心身ともに疲れてしまいます。

そもそもぐるぐる考えてしまう時点でかなり、気力体力が少ないかもしれません。そういう時は尚更、これ以上危険な状態になれないと、危機管理のアンテナが働くからです。早く危険を察知しようと、悪いところばかりフォーカスします。こんなときに無理にもがいてもなかなかうまくいかないですよね。

私が試す方法は3つあります。

①紙に、悩みや今の感情など頭で考えてることを書き出してみる。

②悩みを自分でなんとかできるものとできないものに分け、自分でできることはやってみる。

③とにかく頭を空っぽにして休む。

ここでも、もう動けないくらい気力が無い場合はまずは③からがいいかもしれません。なかなか頭を空っぽにできない場合は眠れそうなら眠ってしまっていいと思います。あとは、音楽をかけたり、瞑想をしたり、何か作ってみたり、塗り絵をしたりなど。楽しく辛くなく集中できるものを、疲れない程度にすることもぐるぐる思考を止めるのに有効です。

今は出口が見えなくても、頭の中を整理してみたりゆっくり休むことで、違う捉え方ができるようになったり、時間が解決してくれる間に次の行動を行うための準備ができたりします。

そもそも失敗したということはチャレンジしたということ。そんな自分をあまり責めすぎることなく、頑張ったよねと励ませたらきっと失敗を次に活かすことができるのではないでしょうか。

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