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阿吽とは何か

昨日見た夢はきっと無為のうちに、自分の考えが具現化したものだと思うけど、面白かったので忘れないうちに書いておく。

よく神社の狛犬で見る「阿吽」、寺の門にいる仁王像の「阿吽」。
日本では、宗教を超えて、この阿吽を見かけることが多い。
もちろん、五十音も「あ」から始まり「ん」で終わる。
まさに阿吽の呼吸、阿吽の国と言ってもいいくらいだと思う。

その阿吽の構造が、頭の中に浮かぶ。
自分の右手と左手に、それぞれ「阿」と「吽」がある。

阿は、私が入る前の状態。
口を開けて全てにつながっていて意識がない。
所謂空のアバターのような感じだ。

吽は、私の個体としての意識が入った状態。
口を閉じて、「む」と意思を閉じ込めている。

それが、右から左、左から右への繰り返していく。
あむあむあむあむと。
梵と我を交互に巡っていくと、やがて輪が現れる。

そうして、両の手で掬うのだ、そのトーラスを。

夢の中での自分は、スッと腑に落ちた。

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