「正義」はどこにあるのか
例えば、人口の減っている地域があるとした時、どのようなことが起きればこの地域にとって「良いこと」だと思いますか?
多くの人が、人口が増加することが、その地域にとって良いことと思うでしょう。
しかし、その場所に住む人の中には、「人が増えると道が混むから嫌だ」「人が増えても仕事が増えるだけ、人口なんか増えなくていい」、そういう住民がいることも事実だったりします。(本当にこういうこと言う人がいます)
一見、地域が盛り上がることや、人口が増えることは良いこと、とみんな言うけど、住んでいる人には住んでいる人なりの正義がある。
その人の暮らしには、その人の家族があり、家があり、仕事がある。その人の世界では、そこを崩すトリガーを仕掛ける人は、「悪」なわけです。
地域が盛り上がって、人口が増えて、みんなハッピー!って勝手に思っているのは、人口は増やしたほうが地域のためでしょ?って鼻から決めつけて思考しない人の意見だったりします。
このように、「正義」なんてもんは本当にどこにあるかななんてわからんわけです。
辛いものが好きな人もいれば、甘いものが好きな人もいる。サウナが好きな人もいれば、嫌いな人もいる。人を助けることが気持ちいい人もいれば、殺すことに快感を覚える人もいる。
正義なんで画一的ではない、そう思うのです。
誰かが決めた正義を思考停止で正義と振りかざしてはいけないと思います。
じゃあ、地域が盛り上がったら面白い、と思っている僕たちの正義はどこにあるのか。もはやその議論はくだらないと思っています。
自分たちが面白いと思えるからやる。自分たちが、一人でも多く幸せにすることができると信じていることをやり抜く。
それだけなんですよね。
多分なんですけど、地域文脈の活動していてわかったのは、やっぱり若い人がわちゃわちゃやってたり、面白がって動いてる姿を見せていると、触発される人もいるし、子どもたちにも人生を楽しんでいる大人の姿を見せられる。
それが正義かどうかと聞かれると、そうだとは言い切れないけど、自分たちはおもしろいし、関わる人もおもしろがってくれる。そして、誰にも迷惑はかけていない。三法よしです。
それでも僕たちの足を引っ張る人はたくさんいるけど、僕たちがやるべきことは、そんなおもしろいって思えることを、選択肢としてこの地で作り続けることだと思います。
どんな壁が目の前に立ちはだかろうと、苦難があろうと、僕たちは僕たちが信じる正義で、なるべくたくさんの人を幸せにしていく。
そう思って毎日を生きています。
正義はどこにあるのか。
それは、己の中にしかないと思います。
誰かに決められた正義ではなく、自分で信じる正義に従い、生きていくのが幸せだと思います。
あ、サムネイルの画像は、そんな正義感を持った僕と84kenさんのラジオ番組「おっきりこみラジオ」の宣材写真です。
10月8日(火)20時スタート!秩父地域はFM79MHZ、それ以外の地域の人はTwitterかFacebookのライブ配信でご覧いただけるよう、配信します〜
信じる正義にしたがって、おっきりこみます!
全然関係ない番宣でこのnoteを締めました。おやすみなさい。
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