「バーチャルの概念」を枷にしてはいけない

Twitterなどではしばしば「VTuberらしさ」あるいは「バーチャルの概念」に関する言及を目にします。「激辛食品配信をするのはVTuberらしくない」「メンヘラ芸をやるとバーチャルの概念が壊れる」などなど。
個々人の中にある「あるべき形」にそぐわないVTuberを攻撃するためのバズワードとしてしか用いられないのであれば、「バーチャルの概念」、あるいは「設定」や「世界観」なるものはかなぐり捨てて構わないと俺は思っています。

「バーチャルの概念」なるものがヒトの「したいこと」精神の安寧、あるいはよりも優先的に守られるべきものだとは思いません
バーチャルな存在としての設定や世界観などという所詮はフレーバーに過ぎないものを「バーチャルな存在であるからには遵守しろ」と他者に強いてSOSの発信さえも封じ込めようとすることは間違っていますし、そこにいる「ヒト」よりも「概念」のほうが守られるべきだ、などという主張が罷り通る状況を受け入れてはならないのです。

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