全長384メートルの海老カマキリが
高層ビル群をなぎ倒し
緑色だった目を赤く輝かせて向かってきた時
僕の妹は下敷きになって死にました

あの海老カマキリは
僕だったんです
二度と変身は出来ないので
証明する術はありません
ただあの日の僕は
海老カマキリになるしかなかったのです…

水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。