『夜よ恋』
銀河の海をグラスに満たして
こぼれた星屑は
胸の奥に散りばめて
天窓にかかる月の光を浴びながら
タキシード姿の彼を待つ
心は鳥になり 蝶になり
しゃぼんのように泡立って
夜空に虹をかける
蓄音器が奏でる音符(ワルツ)は
ルビー♪翡翠♪ダイヤ♪となって煌めき
今宵、シルクのドレスに降りそそぐ
水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。