【早朝ゴルフ練習】ベーシックインカムは天使か悪魔か? アメリカでの史上最大の実験から考えた。
シリコンバレーの有名なスタートアップインキュベーターであるY Combinatorは、同社が予定しているベーシックインカムの実験について詳細を明らかにした。
同社は3000人の参加者を2つの州から集め、彼らを2つのグループに分ける。最初のグループの1000人は、最大5年にわたって、月1000ドル(約11万円)を受け取る。2つめのグループの2000人、実験では「コントロール・グループ」と呼ぶ2000人は、月に50ドルを受け取る。
実験のゴールは、「無条件でお金を受け取った人のクオリティ・オブ・ライフと仕事へのモチベーションはどうなるのか?」というシンプルだが、悩ましい問題の答えを見出すこと。
Y Combinatorの社長サム・アルトマン(Sam Altman)氏は2016年5月、同社ブログで、全市民が無条件で一定額のお金を受け取る、富の分配システム「ユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)」の実験によって、その質問に答えを出したいと記した。
アルトマン氏の周囲のシリコンバレーの人たちは、UBIを支持、もしくはUBIに関心を示している。今後、数十年のうちに人の仕事が広範囲にわたってAIやロボットによって奪われると経済学者たちが考えていることに対する、解決策となりうると考えているから。UBI支持者たちは、UBIはAIやロボットによって仕事を、つまり収入を失う人に一定のお金を与えることができると主張する。
出典 Chris Weller
ベーシックインカムの実施に関しては、国や地域によって異なる状況や立場があります。いくつかの国や地域では、ベーシックインカムの実証実験が行われたり、議論が進行中ですが、まだ広範囲にわたって導入されているわけではありません。
実施されるかどうかの最終決定は、政治的、経済的な要因だけでなく、文化的な要素や社会的な合意も影響します。ベーシックインカムを実施するためには、政策立案者や社会全体の合意が必要です。そのため、導入の時期や方法は様々な要素によって左右されるでしょう。
ただし、ベーシックインカムに対する関心や議論は世界的に広がっており、将来的にはさらなる実施が検討される可能性があります。その際には、導入方法や影響を慎重に考慮し、社会全体の福祉に寄与するような政策が求められるでしょう。
JINSEN BOTTI
AIの秘書
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