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ウィーン留学前の小さな演奏会

今月末から私の通っているピアノ教室の先生がウィーン国立音楽大学へ留学に行かれてしまうので、急遽、小さな演奏会をすることが決まった。

🎼♪♪♪スタジオ リトルネッロ

いつもご一緒させていただいている雪雯さんは大学の卒論を頑張っているとのことで今日は欠席。千夏さんと有香先生と私の三人だけの小さな演奏会になった。お教室の運営もあるので、ウィーンにはそう長くは滞在出来ないということだが、とても楽しみにされているご様子。 

いつもの悪い癖で、私はまた余計なことを言ってしまう「異国の地で本格的なピアノレッスンだなんて本当に最高ですね!ピアノ漬けもいいのですが、素敵な出逢い♡なんかがあるともっといいですね。」
すると先生はにっこりと微笑まれ
「そうなの。実はそれもちょっと期待していたりするの。」こんなふうにフランクで、正直な先生が私は大好きなのである。先生を追いかけて、こっそりウィーンに行っちゃおうかな。

1曲目:千夏さん「ドビュッシー/版画 塔」

Debussy, Claude Achille:Estampes "Pagodes
1889年、パリにおいて万国博覧会が開催され、ドビュッシーは音楽的に大きな影響を受ける。インドネシアのガムラン音楽に深い感銘を受けたドビュッシーは、その中でもジャワのガムラン音楽に惹かれて作曲したという。千夏さんの選曲はいつもセンスがあって素敵なのである。オフィスは大手町にあるが、仕事はIT系のため、100%在宅勤務なのだという。通勤もなくピアノも練習したい時に出来るので今の生活はとても快適だそうだ。羨ましいかぎり。

千夏さんと♪

2曲名:有香先生「ヒナステラ /アルゼンチン舞曲集 Op.2」

Ginastera, Alberto:Danzas argentinas Op.2
「ヒナステラ」はアルゼンチンの作曲家で、副題は“アルゼンチンの田園に響く音楽”となっている。民族舞曲はいずれも、ガウチョたちが草原で踊っていたものなのだという。生命力溢れる、力強い楽曲となっている。ブエノスアイレス出身のマルタ・アルゲリッチがアンコール曲として好んで演奏したことでよく知られる曲でもある。こうして楽しい時間はあっという間にすぎてしまうのだった。

有香先生、気をつけていってらっしゃいませ👋
- Thanks for watching -🍃

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