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マッカー鯖のぬか炊き

自家製の糠漬けを作っています。野菜のエキスが沁み込んだ糠を使ってのぬか炊き作り。じんだ煮とも呼ばれる福岡の郷土料理。
以前、鰯でじんだ煮を作りました。↓

今回は鯖を使ってぬか炊きを作りながら、戦後の日本の在り方に大きな影響を与えたアメリカ人を妄想した記録。


材料

鯖の切り身  1尾分
糠      お玉一杯位
醤油     大匙2
味醂     大匙1
生姜     1欠け
昆布     10センチ位

参政党を始め、およそ保守と呼ばれる人達が目の敵にしているのがGHQ。
そのトップとして日本の戦後復興を指揮したのがダグラス・マッカーサー。
1880年、アメリカ合衆国アーカンソー州に生誕。ウエストポイント陸軍士官学校を主席卒業。
第一次世界大戦に参戦後、陸軍軍人としてキャリアを積んでいく。


鯖の皮目に切り込み。身が反るのを防ぐため。

1935年にフィリピン軍の創設に関わる。ここから日本と関わりが出て来ます。翌年にはフィリピン軍元帥に昇進。
第二次世界大戦が始まると、大日本帝国がフィリピンにやって来る。破竹の快進撃でマニラが占領され、支えきれずにマッカーサー撤退。その際に残した言葉が
"I shall return."
戦争が進むにつれて、日本軍が劣勢になるとついに言葉通り、1944年にマッカーサーはフィリピンに帰還。
そして翌年、1945年8月15日に日本が降伏。
連合国は日本を占領、統治するためにGHQを組織。米軍を主体とした占領軍がやって来る。
トルーマン大統領により、最高司令官に任命されたマッカーサーは厚木飛行場に降り立つ。これが昭和20年(1945)8月30日。
トルーマンは会ったこともないマッカーサーを毛嫌いしていたとか。


生姜を細切り。

9月2日には東京湾上にて戦艦ミズーリで降伏文書の調印。この時、5本の万年筆を使って署名。何でそんな面倒くさいことをしたかというと、それぞれの万年筆が記念品として寄贈されることになっていたから。
因みに、このミズーリは現在、ハワイで係留保存。ハワイには真珠湾攻撃で沈んだ戦艦アリゾナも保存されているので、日米戦争の始まりと終わりの船があることになりますね。
また、横道に逸れますが、真珠湾って誤訳。
英語名は pearl harbor. つまり真珠港が正しい訳ということになる。
湾はbay 又はgulf,


糠、醤油、味醂を適度に水で薄める。

9月27日に昭和天皇の訪問を受ける。
ここからが今回、本当に書きたかったこと。予め断っておきますが、すべて私の妄想です。党員であるにも関わらず、参政党の基本理念にも反するかもしれないことを書きます。
マッカーサーを訪問した昭和天皇、自分はどうなってもいいから、どうか国民を飢えないようにして欲しいと嘆願。
命乞いに来たかと思っていたマッカーサーは、昭和天皇のお覚悟に感動されて、昭和天皇を戦犯にはしないこと、天皇制維持を決めた。とよく言われますが、本当か?
会見の際に撮影された写真があります。
昭和天皇とマッカーサーが並んでいて、昭和天皇は正装で直立不動。マッカーサーは軍服で両手を尻ポケットに突っ込んでいる。
昔から疑問でした。
人間の本当の気持ちは言葉ではなく、態度や物腰に現れると私は思っています。マッカーサーが本当に昭和天皇に感動されたというのならば、そんな姿で一緒に写真に収まるだろうか?何か隠された意図があるのではないか。

鯖を入れて圧力鍋で煮る。

真実系と言われるyoutuberの一人に、笹原俊という方がいます。笹原氏の動画で見たことですが、本当は昭和天皇はマッカーサーに命乞いに来たという。自身の生命と財産の保全を依頼。
日本が独立を果たした後も沖縄を数年、米軍の占領下に置くことも昭和天皇が提案したという話。
こうした態度にあきれ果てたマッカーサーは、写真にメッセージを遺したのではないか。
「こいつは尻尾をかくしているぞ」と
会談の内容も日米で食い違う証言があり、昭和天皇本人も男の約束として生涯、詳細は語らなかった。
一方、マッカーサーは回顧録に残しているが、信憑性については疑問符?
マッカーサー本人も笹原氏が言っているような会見だったとすれば、書き残せない。アメリカ本国というよりも支配者層から口止めされたかもしれない。


加圧後、生姜と昆布を入れて10分程度、煮ていく。昆布は糠漬けの中に出汁取りに入れていた物を使用。食べ物は有効にすべて使い切る。

再度、お断り致しますが、今回の内容は笹原俊氏の話に触発された妄想に過ぎません。
一般的には昭和天皇は素晴らしい人格者、いや神格者であり、日本を解体したGHQやマッカーサーはとんでもない奴だと、保守と呼ばれる人は考えているかもしれません。しかし物事は善悪二元論で区別出来る程、単純ではありません。
GHQひいてはアメリカからの援助で日本の復興が進んだのは確かであり、食料援助で飢えを凌げた人々がいたのも事実。勿論、慈愛からそんなことをしたのではなく、国益や日本支配のために行ったのも事実。いいも悪いも表裏一体。


マッカー鯖のぬか炊き

熟成が進んだ自家製糠で煮込んだ鯖は青魚特有のクセもなくなり、まろやかな味わい。糠にはビタミンB1が豊富。これが不足すると脚気にかかってしまいます。
生姜や昆布も柔らかく煮えている。鯖も骨離れよく味が沁みている。青魚の不飽和脂肪酸もたっぷり。

朝鮮戦争が勃発すると、国連軍の指揮を取ったマッカーサーですが、原爆の使用を主張して、トルーマン大統領と決定的に対立。ついに更迭。日本から去ります。
"Old soldiers never die, they simply fade away"
が退任演説で残した言葉。
これは元々、イギリスで歌われていた兵隊歌。
以前、原爆地上起爆説について書きました。↓

この時に書いた妄想が万一、真実であったらアメリカは原爆を使えなかったということになる。マッカーサーはそれを知っていて、トルーマン大統領に対してブラフを仕掛けた?
教科書に書かれている歴史しか信じない人にとっては、今回の話はかなりな激辛かと思います。しかし「常識を疑え」というのが、私のnoteの出発点。

あらゆることに対してのタブーを外して考えてみると、様々なことが見えるかもしれない。そんなことを妄想しながら、マッカー鯖のぬか炊きをご馳走様でした。

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