飛行機の最後方座席で最後に出た場合の時間を測ったら、降機で焦る必要がないことがわかった件
飛行機を降りる際、時間がかかるからなるべく早く降機したいと思う人も多いのではないでしょうか。
実際、到着してベルト着用サインが消えたらすぐ立ち上がって荷物を取り出し、早く降りる準備をしている人をよく見ます。私もその気持ちはわからなんでもないなと思う時期がありました。
今回、久しぶりに飛行機に搭乗する機会があり、時間に余裕があったので、実際に最後方座席で最後に出た場合、最初の降機アナウンスからどれぐらい時間がかかるのか計測してみました。
計測した搭乗便と状況について
搭乗便は羽田着ANAのB787で、機内は6割前後ぐらい(※)の混み具合に見えました。
時間の計測は、iPhoneの時計アプリのストップウォッチ機能を使い、それぞれの順番毎にラップを刻む形で行いました。
最初の降機アナウンスから、実際の降機までは約5分30秒
全体で見ると、プレミアムクラス前方のアナウンス開始から、最後に降機までの時間は約5分30秒。エコノミークラス前方のアナウンスからは約3分後でした。
実際、満席状態なら上位の結果に追加で時間はかかりますし、もう少し機材が大きい場合も追加で時間はかかると思います。ただ、様々な状況が重なりあっても、最初のアナウンスから10分以内には出れると思いますし、エコノミーだけで見れば5分以内には出られるのかなと思います。
実際に最後方から降りて思ったこと
最後方からの時間を今回出しましたが、エコノミークラス前方だったり、後方でも前側ならもう少し早く出ることができます。
そう考えると少しでも早く降りるためにバタバタしなくても、時間的には大きく変わらないので、焦る必要はないなと思った次第です。
それでも少しでも早く出たい場合、以下の方法を選ぶのもよいと思います。
最後の非常口席を予約しないですが、理由として非常口席は荷物入れスペースが小さく、全席予約が入っている場合、後方の荷物入れに置くことになり、降機の際に荷物の取り出し待ちが発生する可能性があるためです。
また、空港からの乗り継ぎを考えて少しでも早く出ないとと思っている場合、一部を除いて数分差ぐらいでは大きく変わることは少ないと思います。
空港に乗り入れている鉄道、バス共に、到着時間や需要予測を元に時刻表や便を設定していることが多いためです。そのため、早めに出ても、出発するときには最後に降機した人と同じ鉄道やバスを使うといったことが多いと思います。
ただ、どうしても接続が悪いケースがある場合は、上で紹介した方法で早めに降りれる席を予約すると良いかと思います。
後、手荷物預けを利用しているなら、そちらを機内持ち込みで収まるようにするほうが、時短にはつながると思います。
例外について
今回紹介のケースの例外が思いつく限り1つだけあります。それは1日数便しかない地方空港でレンタカーを借りる場合です。
こうしたケースでは、レンタカーカウンターは小規模ですが多くの人が利用する可能性があり、最後になると数十分待つ可能性があります。該当する便とレンタカーを検討している場合、上で紹介した早めに降りれる座席のキープを検討したほうが良いかと思います。
余談
最後方座席、後ろの人に気を配る必要がないのと、トイレとかも行きやすいので、思ったより良いなと使ってみて実感できたのは、今回の検証の副産物でした。
飛行機の降機、焦っても時間的に得なことはそんなにないので、乗務員の指示に従い、ゆとりを持って降りるようにすると、飛行機がまた一つ楽しくなると思うのでおすすめです。
公共交通機関のセール情報や、特定地域から価格帯別にお得に旅する方法と場所の紹介、その他旅する上でトクする情報を配信するサイトを始めました。
快適に旅するために必要な情報の共有を目指しています。 よろしければ、サポートお願いいたします。 また、Twitterでも旅行に関する話題を発信しています。 https://twitter.com/az09trip