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感性的読書会~flierbookcamp Day3振り返り~

昨日は、flierbookcamp 3回目の講座の日でした。
前回の講座に続き、自分の「感性」に気づく・見つけるため、課題図書を読んで感じたことについて対話を行いました。

今回の課題書籍は、短編小説『カンガルー日和』の『鏡』(著者・村上春樹)です。

グループワークで感じたこと

『鏡』という作品を読んで感じたことは、以前記事に書いています。

めっちゃざっくり言うと、私には今回の作品、あまり響かなかったのです。(笑)
小説を読むことは好きです。
しかし、今回の作品はなんだかホラーを感じさせたこともあり、その「感じ」が好きではありませんでした。

今回の作品に点数をつけるというワークがあるのですが、私は1点。
でも、人によっては4点や5点をつけている方がいました。
人によって点数が全然違っていておもしろい。(笑)

・・・・・
話は戻ります。
グループワークで今回の作品について話し合ったのですが、主人公の気持ちや作品の意図などといった考察がメインとなりました。

しかし、私、グループワークでほとんど話についていけなかったのです。
というのも、そもそも今回の作品の「感じ」が好きではなかったこともあり、深く考えずに読んでいたからだと思います。(主人公の気持ちになれなかったのかも…)

はるさん解説からの学び

グループワーク後に、はるさんから解説がありました。
そこで話されていた言葉から学びがあったので、以下はメモです。

✔「作品がおもしろくなかった」という感情もあっていい
→アンテナが立っていないだけ
✔「解釈しない」は思考停止ではない
✔解釈はどうでもいい→そのもう一つ下の感情に潜る→どうしてそう感じた?など

今回の作品を読んであまり何の感情も抱かなかった私は、少し勇気をもらえた気がしました。(笑)

というわけで

今回の作品を通して、1つの小説でも人によってこんなに感じ方が違うんだ!と思いました。
しかし、この感じ方や捉え方には良いも悪いもなく、それこそが感性だということに気づきました。

もっと『自分のアンテナ』に気付こう、気付きにいこう。

「ん?」と感じたときに、なぜそう感じたのか考えて、メモをする習慣をつけたいと思います。
もしかしたら何か傾向が見えてくるかも…!

次回はついに最後の講義です。
自分の「好き」についてさらに深堀したいと思います。

ではまた!

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