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【ぜんそく日記】絵をほめてくれた病院の先生

僕は小学1年生くらいの頃から絵を描くのが大好きでした。

家でも学校でも、ポケモンの写真やコナンの映画のパンフレット、図鑑などを見ながらたくさん絵を描いていました。小学校3年の12月には絵を描くことにに夢中になり過ぎるあまり、絵を描いている間にサンタさんからのプレゼントが玄関に置かれていたのに全く気づかなかったこともあります笑

4年生の頃、ぜんそくが本格的に悪化して2週間ほど入院したことがあります。

入院中は安静にしていれば特に問題は無かったので、ゲームをしたり勉強したり、絵を描いたりしていました。

いつものようにベッドに備え付けられている机で絵を描いていると、病院の先生が様子を見に来てくれました。診察をするでもなく、真っ先に僕の描いていた絵に目を向けた先生。

「この絵自分で描いたの?」
「はい。シロクマの絵を描いてみました(^^;)」
「すごい!看護師さんたちに見せてきても良い?」
「あ、良いですよ~」
「ありがとう!じゃ見せてくるね~」

そう言って本当に僕の絵を見せに行ってくれた先生。

すごく嬉しい…。単純だけれど、今でも鮮明に覚えているような、そんな気持ちがこみ上げてきた1日でした。

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