ドラえもんプラス全巻買ってみた

この頃ドラえもん愛がまた再燃してきてしまった。
言うまでもなく面白く上手く構成されているショートストーリー、そして可愛らしいドラえもんの存在に、上手く役割分担されたキャラクター。その全てが素晴らしい。

たしか、子どもの頃一番初めに集めた漫画がドラえもんだったと思う。休日に親に遊びに連れて行ってもらった時に、本屋に寄っては妹と共にドラえもんの単行本を買ってもらったのだった。
うちは買い方が独特だったせいで、適当にその日の気分とかでランダムに買っていたから、ところどころ無い巻があるのはご愛嬌。
(1話完結だからランダムに買っても読むのに支障がないのもドラえもんの良いところ)

そんなドラえもん好きの子どもだった私だけど、今度はドラえもん好きの大人になりつつある。土曜日の夕方になったらできるだけ欠かさず見るようにしてるし(ドラえもん=金曜日の夜みたいなイメージの中で育ってたから、土ドラにはまだちょっと違和感があるけど……笑)、春のドラ映画も観に行くつもりにしている。

そんな私は先日ドラえもんプラスなるものを購入した。
ドラえもん全45巻の中に収録されていない作品が入っているらしくて、先日9年ぶりの新刊として7巻が出たのを機に1〜7巻を大人買いしてみた。
子どもの時には1巻ずつ期間を空けて買っては読み込んでいたから、大人になってからは買い方が変わったみたいだ。

それを少しずつ読んでいる。
うっかりすると寝る間を惜しんで読んでしまいそうな面白さ。
あまりたくさん読むと勿体無いから、少しずつ読むように気をつける。

内容は、もはや私が言うまでもなく、当然面白い。どの話も型が決まっているのに、とても面白い。のび太が困ってドラえもんが道具を出してくれたおかげで問題が解決するのに、そこからのび太が欲を出して不要なことに道具を使って、もっと困ったことを引き起こしてしまう。
ストーリーの作り方としてもかなり勉強になる。

そして、ストーリーを読み終わった後の収録雑誌の記載にも驚く。「小学◯年生」と書いているのだから。大人が読んでも子どもが読んでも面白いというのも凄いのだけれど、小学1年生〜小学6年生にドラえもんを連載しているのも凄い。当時の子どもたちはドラえもんと共に育っていたのだな、と思うとやっぱり凄い。

まだ全巻読み切れてはいないけれど、今日も少しずつ読み進めていこうと思う。小説の勉強のため、そしてただ純粋に楽しむために。

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