お腹のガスが気になる時(2)
先日の動画は、インド料理のスパイスでよく使用されるヒング(assafoetida)(阿魏)を使ってのホームレメディーでした。
アーユルヴェーダでは、ヒングは辛味があり、温性の薬です。 温性のため、カファとヴァータの鎮静に有効です。 辛味は、カファの鎮静に有効です。
この2つの性質のため、過剰に使用するとピッタを乱しますので注意が必要です。
禁忌事項としては、生理出血が多い方や妊婦さんは使用は控えた方がいいでしょう。
特別な作用として、アヌローマナ作用というヴァータ(ガス)を下方向に送り出す作用もありますので、
消化力低下に付随して、以下の症状:
ガスが溜まる
腹部に膨張感がある
ガスでお腹がちくちく痛む
というような症状がある場合はとても効果があります。
また、アヌローマナ作用があるので、便秘にも有効です。 若干毒性があるので、ギーで炒めることによって浄化されますので、予めギーで炒めたものを摂取しましょう。
ギーは少量摂取すると消化力を助けてくれますが、摂り過ぎると逆に消化力を下げます。 消化力低下に対してのホームレメディーになるので、ヒングを浄化するために使うギーの量はほんの少しで十分です。
摂取方法は、食後に小さじ半から小さじ1を口にして白湯を飲みます。
ホームページ
https://www.dr-caoru-osanai-md-ayurveda.com
本格的アーユルヴェーダオンライン講座
https://pro.form-mailer.jp/lp/caff02ed206137
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?