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そりゃゴムつけるでしょ

そろそろ日差しも強くなり紫外線が気になる今日この頃。
いかがお過ごしでしょうか。

さて、紫外線対策として帽子をかぶる方も多いと思いますが、
わたしにはある悩みがあります。
紫外線対策用の帽子はつばが大きく作られているものがほとんどで、
風が強く吹く日は手で押さえていないと飛んでしまいます。

ですがずっと押さえているのもちょっとめんどくさいですし、
そのめんどくささに負けて結局かぶらない、なんて日もしばしば。

悩み疲れた私はある時連絡をとっていた親友のK子に聞いてみたのです。

ねぇ、最近紫外線強いから帽子かぶりたいんだけど、風が強いと飛んでっちゃうんだよね。K子はどうしてる?

『そりゃゴムつけるでしょ』

え?ゴムつけてるの?帽子に?

『つけるよ~飛んじゃうし』

マジか。どんなゴム?!

『百均の。赤白帽子とかについてる白いゴム』

え、縫ったの?

『縫ったよね~(笑)』


まさかあの白いゴムを縫い縫いしているなんて。
普段おしゃれで若々しいK子なので意外すぎて驚いてしまいました。
そしてK子は続けました。

『風どころか走り回っただけで帽子落ちるじゃん』

・・・そんな走り回ることある?

『外出たら即ダッシュだよ!』

そ、即ダッシュ???

『砂場で何時間でもいれるしさ。この前なんかダンゴムシ・・・』

ダンゴムシ!?てか砂場でなにしてんの!?

『うん。・・・ん???』

ん???

『待って。誰の帽子の話してる?』

自分がかぶる帽子
『子供の帽子』

《 爆 死 》

ぅおおおお---------いっっっ!!!

今では、彼女が白いゴムを顎に食い込ませていないとわかって、
心から安心しています。

私は相変わらず、帽子を手で押さえて過ごしております。

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