業界研究スキル

こんにちは!都内の大学に通う3年生のあゆりです。
自身のスキルアップのために入った『仕事塾』というビジネススクールでインプットしたことをアウトプットするために、今回も記事を書きます。
今回は、業界研究スキルについて学びました。

業界研究とは?

就職活動をするにあたって、業界研究というものは必ずすることになります。業界を知ることができないと、衰退傾向に向かう場所に勤めることになるのでとても危険です!!
人は誰でも心のゆとりがなくなると、周りを気にかける余裕がなくなり、他人に冷たくなります。これは企業も同じで、業績が悪化している影響で研修がほとんどなかったり、他を見る余裕がないため上司や先輩から放置されたりする可能性があります。せっかく期待に胸を膨らませて入った会社であっても、出社が億劫になり自分自身が危険な状態になります。

~定義~

業界研究とは、「企業研究である」とこの授業では定義されています。
ここで、業界と企業の関係をわかりやすく説明すると、
業界→都道府県  企業→市区町村  として考えます。
例)東京都を調べてください
といわれたときに、多くの人は東京都の歴史や構成(人口など)を調べます。年代ごと、エリアごと、人口ごとなど、必ず分解して調べます。
このように、業界も分解して調べることによって理解しやすくなります。

業界とは、いくつかの企業が集まった総称であるので、企業研究をすればおのずと業界がわかります。
その業界のトップ企業を調べることで、業界を把握することができます。トップ3の企業の研究をすることがおすすめです☆

企業の調べ方4ステップ

①業界地図でトップ企業を知る

そのビジネスを作ったのは大体トップ企業であるので、トップ企業を調べると効率よく調べることができます。
例)コカ・コーラ:自販機でモノを売るというビジネスを作った。
リクルート:求人雑誌ビジネスを作った。

②トップ企業のメイン事業を理解する

企業のメイン事業はHPの一番見やすいところによく書いてあります。HPで調べた後はIRなども活用し、事業について理解します。
そしてビジネスモデル(お金の流れ)を把握することも大切です。
例)ウーバーイーツのビジネスモデル

③事業理解とは、Why,What,Who,How

Why:なぜその事業をやっているのか?
What:何をやっているのか?
Who:誰のためにやっているのか?
How:どのようにやっているのか?
以前、マインドセットスキルの記事にも書きましたが、「ビジネスとは、人助けをして対価を得ること」です。
どこのだれをどうやって助けているのか?なぜ助けようと思ったのか?を考えることで事業理解を深めることができます。
例)パーソルキャリアのメイン事業『Doda』

④SPINを用いてその事業の課題の想定をたてる

S:今の〇〇事業の理想と現状
P:抱えている問題=理想と現実のGAP
I:今後想定される“不”
N:今考えている提案
SPINは、できたら業界研究において有利になりますが、基本は①~③をしっかり考えることが大切です。

~実際にあった事例~

ブライダルハウスを営むA社、社員数800名で西日本を中心に50店舗展開中。
今後も店舗拡大予定。
 ビジネスモデル:結婚式をあげたい個人がお金を出して企業が場所を貸す  というモデル。

Why,What,Who,How

SPIN
S  理想:1年後に5店舗拡大したい。拡大に伴う人員は+100名。
  現状:20名の採用が決定している。
  ※ブライダルという事業モデルは『ヒト』と『ハコ』が経営資源
P  抱えている課題=あと80名の採用決定
I  採用人数が足りず、既存社員が新店舗オープンに対応し、既存店舗のクオリティが低下してしまう
N  80名の採用決定を実現するためのプラン

どういう思考プロセスでSPINを把握すれば?

①    状況の把握
例)理想:採用人数100名 現状:20名 問題:20%
②    なぜその問題が発生したのか?
採用活動をしている?していない?
している場合→考えられる要因をあらいだす
例)応募数、面接実施率、面接合否率、入社率など
応募数が少ないことが問題ならば、増やすようにやり方を変えるなど新しい提案ができる。

~まとめ~

本日は業界研究スキルを学びました。
業界研究とは、企業研究だということ。
その業界のトップ企業のメイン事業・ビジネスモデルを理解すること。
Why,What,Who,Howで事業を理解すること。
SPINを用いてその事業の課題の想定をたてること。

結論:あなたの会社でこういう課題を解決するならば自分が必要だと思わせることが大切です!!!

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