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腰が痛い時、歩いてもいいですか?

痛い時に動かしていいのかどうか、よく聞かれます。

慢性腰痛に関しては、担当医師に確認後に痛みが強くならない程度なら歩いて良いと思います。

こちらの論文では、 腰椎安定化エクササイズおよび歩行は、腰痛を緩和するだけでなく、筋持久力を向上させることで慢性腰痛を予防できるとの結果が出ています。

お大事にしてください。


Suh, Jee Hyun, Hayoung Kim, Gwang Pyo Jung, Jin Young Ko, and Ju Seok Ryu. 2019. “The Effect of Lumbar Stabilization and Walking Exercises on Chronic Low Back Pain: A Randomized Controlled Trial.” Medicine 98 (26): e16173. PMID: 31261549

【研究目的】
IGLSE(段階的腰椎安定化運動) と WE (歩行運動)の効率を調査すること

【方法】
・慢性LBP(腰痛)を患う48人の参加者を対象にランダム化比較試験
・スクリーニング後、参加者は柔軟性運動、歩行運動(WE)、安定化運動 (SE)、WE による安定化 (SWE) グループの 4 つのグループのうち 1 つにランダムに割り当てて比較
・参加者はそれぞれの演習を 6 週間受けた。
・主な結果は、休息中および身体活動中のLBPの視覚的アナログスケール(VAS)。

【結論】
・腰椎 SE と WE が慢性 LBP を有意に改善することを示した。
・WE と WE による安定化により、背筋の筋持久力が大幅に向上しました。
・さらに、ウォーキングとSEにより体幹の安定性も向上。

⭐️腰椎 SEとWE は腰痛を緩和するだけでなく、筋持久力の向上を通じて慢性腰痛の予防にも役立つため、慢性LBP患者に推奨されるべきであることを示唆しています

【議論】
慢性LBPに対する運動の選択は、費用と安全性だけでなく、患者や治療者の好みに大きく依存します。コンプライアンスを最大限に高めるには、運動療法がシンプルで費用対効果が高く、簡単に実行できることが重要です。これらの考慮事項を考慮すると、IGLSEとWE が最も適切であると思われるため、これら 2 つの演習の有効性とコンプライアンスを評価しました。


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