風を読む

昨日は風が強すぎましたね。
部屋の窓に雨も打ちつけられて、突風で家ごと飛んでいきそうな気配でした。初めまして異世界。

それでもスーパーには行ってきましたよ。
午後になるともっと雨がひどくなるという予報を見て、午前中のうちにと昼前に行ってきました。
日曜日だし、混んでいるだろうなって思っていたら、それほどじゃなかったです。
やはり突風が人を寄せ付けないんだな。車は並んでいたけど。

うちにはビニール傘しかないので、この風に耐えられる気がしない。だけどスーパーに行くには川を越えなければならず、川沿いはもっと風が強いはず。
このピンチをどう乗り越えるかということで、わたしは風を読むことにしました。
風が吹いてくる方向へ傘を向け進んでいく、さながらヨットの操縦士の心持ちで。
ほんの一瞬で風の方向がクルクル変わるので、それに合わせてわたしも傘をクルクルしました。作戦A。
どうしても間に合わない時は、手で押さえた。作戦B。

すれ違ったおばあちゃんが、風が強い時は自分が中に入ったまま傘をすぼめていくというニュータイプでした。わたしも試してみましたが、傘の面積が狭くなる分ダダ濡れしました。でもいきなり突風大ピンチの時には使えるかもしれない。作戦C。

帰ってきたらリュックがびしょびしょでした。携帯をパーカーのポッケに入れて置いて良かった。もはや傘をさしていないのと同じじゃない?と思いました。いっそのこと傘をささない、作戦D。

骨が2倍くらいある傘、たまにお店で見かけますよね。
あれだったら強風にも耐えられるんだろうなぁ。所詮ビニール傘なんて、風からしたら雑魚。
欲しいなっていつも思うのですが、その分お値段も2倍、すぐに傘を置き忘れて失くすわたしには少しハードルが高い決断です。
あとになって気がついて、慌ててお店に電話しても、「ないですねぇ」が9割。わたしの手を離れた時点で、もう2度と帰ってこないの。わたしが傘に捨てられる方なんだ。

そういえば無印に、折りたたみ傘なんだけど長いままでいることもできるという、ハイブリッドな傘が売っているみたいなのです。
折りたたみ便利なんだけど、まず傘立てにしまえないのと、お店に入る時にマゴつくんですよね。入り口にあるビニールの傘カバーなんて使えないし。
さすが無印。痒いところに手が届く。
それだけじゃなく、どうぜデザインもおしゃれなんでしょ?シンプルなんでしょ?
・・・買う。

前に母から聞いたのですが、無印って西友のプライベートブランドから独立したブランドだったんですね。全く知りませんでした。
なんかロゴも似てない?「MUJI」「SEIYU」。雰囲気ね、ロゴの雰囲気。

世の中の大半のことは、雰囲気と言えば誤魔化せると思う。