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明かりがちょっと眩しかった

昨日の夜20時頃、夜の散歩へ出かけてきました。
実は18時以降の外出が今年初。我ながらどんな生活してるんだと思います。

18時にはゆるゆると身体が睡眠に向かって歩き出すので、わたしはそれに身を任せるまま。20時くらいの暗い時間に外にいると、深夜に出かけているような気分になるんですよ。どこかでみんなの時間軸とズレちゃったようで、戻し方も分からないのですがまぁ別にいいか。
でもその代わり、翌日の朝を独り占めです。1日で1番新鮮な空気を吸わせて頂いておりますありがとうございます。

20時頃になんとなくタバコを買いにコンビニへ出かけたら、「もっと歩けそうな気がする」とお得意の「なんとなく」「気がする」という根拠のないただの気分で、そのまま4km歩きました。

近くの川が月の光に反射してキラキラしていて、いつもとは全く違う表情。当たり前だけど、水が流れる音も少し違うように感じます。目が悪いので細かくは見えませんでしたが、鴨は居たのかな?
これも当たり前のことなのですが、宇宙のはるか彼方から来た月の光が、近所の川をキラキラ照らすなんて、月ってすごいと思った。太陽もすごいけど。・・・子供の感想みたいになってしまった。
水が流れる音を聞くだけでも落ち着きます。

そこから住宅街の方をぐるっと周りました。
急な坂を登り高いマンションの間を通り、大きめの公園を横にしたらその先に中学校があり、「入学式」と書かれた看板が正門に立ってました。
そうそう、そんな時期ですよね。
中学から高校に上がるときよりも、小学校から中学に上がるときの方が、わたしは衝撃が強かったです。制服を着るのも校内指定バッグを使うのも初めて。授業の時間の取り方も全く違うものだったし、先輩に敬語を使うのも初めてでした。
同じ気持ちの中学生、あの学校にも居るのかな。
わたしはほとんど馴染めずに、「なんとなく」で入部した陸上部の顧問が怖くて辞められず、肉離れやら靭帯損傷やら色々と経験しながら、ただただ放課後に走る3年間でした。
その時に「選択をなんとなくで決めてはいけない!」って気付いたはずだったのに、すっかり忘れてしまってたなー。

そのあと水チョロ道を通り、川沿いに戻り帰ってきました。
「水チョロ道」。わたしはそう呼んでいるのですが、謎の水がアスファルトの上を延々流れている道なのです。
ちょっと山っぽくなっているところの茂みから、道を挟んで反対側の畑あたりに向かって、ずっと水がチョロチョロ流れてるんですよ。
夜も流れていたということは、おそらく1日中流れているんだと思います。
謎なんですよねー。あの部分、乾いているの見たことない。
山から来る神の恵みというよりも、ご近所迷惑なんじゃなかろうか・・・。
それに山というほどの山でもない。

家に着いてスマホを見たら、歩いた距離がほぼ4km。
ふー疲れたーあとは寝るだけだーって思って時計を見てそこで気がついたのですが、散歩の間、すれ違った人2人。
あんなに住宅がたくさんあるのに?あんなにマンションが立ち並んでいたのに?
さすが郊外。東京・・・東京?
わたしの思い込みだけでなく、街の様子も深夜でした。

夜の散歩も気持ちがいい!
明かりがついた家、点々といろんな種類の明かりがついているマンション。
今日も1日お疲れさま、そろそろ寝る支度しますよという空気。

1日働いて「今日も疲れたよー」って家に帰るのも、また悪くないなって「なんとなく」考えていました。