【9作品目】パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー
こんにちは!
映画鑑賞が趣味で2022年は120作品を観ていましたAyumiです。
今年は観た作品の概要を整理するためにも簡単な記事に起こそうと決意いたしました。2023年9作品目は「パッチ・アダムス」です。
パッチ・アダムスはどんな作品?
この映画のあらすじは以下です。
実在の医師を演じた感動作品です。
ハンター・キャンベル・アダムスという人物がモデルになっています。
本作のモデルになった人物
ハンター・キャンベル・アダムス医師について。
1945年アメリカで生まれのクラウンドクターです。
彼は学生時代から金儲け優先の医療の在り方に疑問を持っており、愛とユーモアを根底においた人に優しい医療を目指しました。
無償クリニックの構想を立て実現に向けて進んでいくまでのストーリーを描いています。
アダムスの7つの信条
ケアに対するアダムスの信条を以下に書きます。講演の為、来日したとき本人が述べた内容です。
人をケアする理由はただひとつ。人間を愛しているから。
ケアは愛を動詞化する。ケアは概念ではなく行動。
人を思いやるという人生を送ることによって、一番深い平和と安らぎを得る。
良い意味のお返しをすること。例えば、米国がアフガンに爆弾を落とし始めた時、アフガンの人々を愛したいと思い即座に現地に飛んだ。
平和のためにクリエイティブになる。例えば、死の床でアメイジング・グレイスを歌う。
情熱を持ち不可能だと思っていた夢をみる。
人をケアすることは、科学的見地からしても、あなたの為にいいことがある。
ちなみに、1984年に設立された無料で医療サービスが受けられる診療所は、6つの信条から成っています。
最高の治療薬は笑いである
自殺歴のあるアダムスは自らの医師で精神病院に入院します。
そこで目にしたのは、理不尽な扱いを受ける患者や人の話を聞かない医師たちです。
アダムスは入院中、コミュニケーションの一環として他の患者を笑わせていくうちに、笑いの大切さを学び、誰かを救いたいという思いから医師を目指すようになります。
大学に入っても知識を詰め込むだけで、臨床の場でも患者の名前さえ呼ばない医師たち。
そんな状況を顧みて、アダムスは「笑い」を主軸とした医療を展開することを決意したのです。
総評
*日本版の予告編があにので海外版を載せています。
この映画の中で数々の名言が生まれていますが、私が一番好きな言葉は以下です。
医師の仕事は病気を発見し治療をして患者を死なせないようにすること。
これは最もなことですが、ここに囚われるあまり「患者の生」についておろそかになっている部分もあるように感じます。
例えば精神疾患の患者が典型的で、向精神薬を与えて後は自然回復するのを待っているような現状は確かにあります。
この映画の主人公であるアダムス医師も、機械的な医療に疑問を持ち改革をおこなっていきます。
治療だけではなく、患者に助言と希望を与えるのが医師であり、知識だけではなく人の中に飛び込むことが大切であると語っています。
以上。
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