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Pecoさんの「My Life」を読んで。


Pecoさんとryuchellさん大好きです。

こんなに芯の通った誠実な人たちっているかな?
っていつも思っていました。

家族のかたちが変わるときも、
本来なら自分たちだけで完結していいものなのに
「私たちはいつもSNSで発信していたから」
という理由でちゃんと説明していて、
なんて立派なんだろうと思いました。

ryuchellさんの命が失われたときは本当に悲しくて、落ち込んで。

でも少なからず、鬱状態を経験した自分の気持ちとしては

本当にどん底のときって誰のどんな言葉も、想いも届かないと思うんです。

これは悔しくも先日亡くなられた芦原さんの作品でもある「砂時計」という漫画を読んだ時にも感じたことなのですが…

本人としては、ものすごく苦しくて
誰の言葉も届かない状態であるけれど、

残された家族としては、
「自分という存在がありながら死ぬなんて、自分は抑止力にならなかったのか、大切な存在ではなかったのか」
という苦悩が残るのではないかと思います。


Pecoさんはものすごく強いと思います。
人として、というより母として、なのかな。

きっと愛情をたくさん受けて育って、
自分を大切にしてきたからこそ
息子さんと心の底から向き合って大切にできるのかな、と思います。

あまりにも強くて、
私のような人間からするとちょっと眩しすぎる…かもしれない。


諸行無常という言葉があるように、
人も同じではいられない。

家族が、ずっと家族で居続けることも
決して簡単なことではないと感じます。
それは自分の家庭でも同じことで。

夫とはもう15年ぐらい一緒にいて、
結婚してからも9年ほどになります。

もちろん私を全肯定してくれる夫と、
かわいくて優しいこどもたちのおかげなのですが、

私自身も家族というチームを運営しているひとりの人間として誇らしく

これからも自分の家庭を精一杯守ろう。

と決意を新たにしたのでした。

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