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2023年はエッセイ元年、2024年はまさかの「創作元年」

ライターになってからの約6年間、ずっとずーっとクライアントワークに取り組み、商業記事の制作に没頭していました。

それと並行して、エッセイ本(ZINE)の執筆に初めて挑戦したのが2023年11月。ぱらぱらとコラムを書くことはあったけれど、一貫したテーマで自分の体験や感情を具体化するのは、初めての経験でした。結果、30Pくらいしか書けず、自分の中で納得感はあったけれど悔しい結果に。

すでに2024年5月の文学フリマ@東京には申し込み済みで(ブースは抽選だけど、まあなんとかなるっしょ!)、そこに向けてエッセイ本を作ることは決めています。リベンジ!

でも、でも〜、なんか思いついちゃった〜

ふとした思いつきから、まさかの短編小説も書くことにしました。エッセイ+小説の抱き合わせで1冊。ひょー!

私が初めて創作に手を出したのは小学校高学年のころ。ファンタジーものを書き始めたら、当時どハマりしていた『スレイ〇ーズ』に激似の作品が出来上がり、そっとペンを置きました。無理。自分でストーリー考えるの、無理。

再び創作と邂逅したのは、高校2年生のとき。通っていた学校の伝統で、冬休みに「80枚以上の原稿用紙に物語を書く」という宿題があり、しぶしぶ何かを書くはめに。私は当時ハマっていた森絵都先生の『カラ〇ル』に激似の作品を執筆。提出したものは全員分、図書室で1年間展示されるという拷問つきだったので、あの1年間は図書館を閉鎖したかったです。

というわけで、創作に対して2回も心が折れていたのですが、今回がんばれそうだなと思った理由はふたつあります。

ひとつは、友人のライターさんが書いた創作を読んで「創作って、実際にあったことを混ぜ込んでもいいんだ!」と知ったこと。一から新しいことを書かなくていいなら、私にもできるかもしれない。

もうひとつは「あ、このテーマで書きたいな」というものが思い浮かんだこと。そのテーマとは「夜」「退廃的」「東京砂漠」みたいな感じ。なんだか、救いようのない話を書きたいなと思いました(メンタルは平和なのでご安心を!)。

で!でで!!

この3連休で、プロット作りから始めて原稿まで、ざざざーーーーーっと書いてしまいました!だいたい2.5万字。頒布するの5月なのに。

で、本当〜〜〜に楽しかった!!!!!

連休2日目の寝かしつけが終わったあたりからスマホでぽちぽち書き出したら、もう止まらない。書きたいことをどんどん打ち込んで文字にして、少し悩んでまた書いて。

そうしたらだんだんと、登場人物が生命を宿したように、勝手に「私こうしたいの〜」「私こう言いたいの〜」と動き出す。なんだこの感覚!?……なんて思いながらどんどん書き進めていたら、まさかの朝5時。

少し寝てすぐ起きて、仲良しのライターさんに下読みしてもらって、感想を反映させながらまた書いて、その日の夕方にはとりあえず結末までたどりついたので、いったん終わり。もう一回読んでもらって、物語として成立したことを確認できて一安心。

今回ちょっとしかけがあるので、許可を取りたかった人にも一部を見てもらったところ、そちらも問題なさそうだったのでまた一安心。

今日、その一部始終を別の友人のライターさんに話したら「金指さんから『書きたくて仕方がない』って言葉、初めて聞いた」といわれ、本当にそうだわ……としみじみ思いました。

私は自分を「書かなくても生きていけるタイプ」のライターだと思っていたけれど、もしかしたら違うのかもしれません。うわあ、自分再発見。

それくらい、今回の創作チャレンジは大きな収穫と発見がありました。

で、そんなハイな脳みそでいつもの採用媒体の取材に臨んだら、なんだかとても楽しくて(編集なので同席が主だけど)。人には人のストーリーがあることを心底実感したから、どこを切ってもエピソードの入り口にしか見えなくて、なんだか見える景色が違いました。ひょー。

というわけで、2024年は創作元年(一応ね!)。思い切って挑戦してみたら、新しい扉が開いた、という話。

こうなったら、まるまる1冊を小説にしたいなと思います。そのほうがいろいろと都合もよさそう。今は本編のスピンオフが書きたくてたまりません。誰を主人公にしようか、と考え始めたら、脳内で複数人が「俺!」「私!」と挙手しまくっていて困ります。なんだこの幸せ。

もっと好きなことをどんどんやって、新しい扉をガンガン開こう。そのためにも、足元でやるべき仕事はきっちりやって価値を出そう。その相乗効果は絶対にあるから。


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