明るい未来のための課題

こんばんは。
今朝は6時半に起きられました。少し日中に眠気はあったけれど、
やっぱり早く起きられると色々とやりたい事ができて良いですね。
これが毎日続けば良いんですが。


次男は支援学校にスクールバスで通学しています。
今日は学童保育が無かったので、夕方に妻が自宅近くの停留所へ
迎えに行きました。

その帰り道、後ろから勢いよく走ってきた自転車に次男が追突されました。
妻は直前に気付いて次男を避けさせようとしたそうですが、
間に合わなかったそうです。

自転車に乗っていた子は小学1年生の男の子でした。
しかし、突然の事で驚く妻と次男と目が合ったにも関わらず、
『あっ』という一言だけで、近くにいた友だちの方へ行き、
小学校の方へと走り去ったそうです。

妻はその子が知人の子どもさんに似ていると思い、私の妹に連絡。
同じ小学校に通う姪と同じクラスだったので、確認しようとしたそうです。

しばらくして妹が家に来て、妻と2人で小学校へ。
姪の担任の先生に事情を説明したところ、校内で遊んでいたその子が
知人の子どもさんだったと確認できました。

しかしその子は校門前の道路に寝転んでいるところを他の先生に
叱られたそうで、先生と話をしている間に帰ってしまいました。
先生が母親(知人)に連絡を取ってくれるとの事で、妻と妹が帰宅。

その子は保育園の入園前に、役所の方から発達障がいの疑いがあると
言われていましたが、その子の両親は「絶対違う」と受け入れず。
専門の医師に診てもらい、支援を受けるように言われても頑なに拒否。
無理やり地域の保育園に入園しましたが、先生方は手を焼いたそうです。

小学校入学時までに何度も話があったそうですが、拒否し続けたそうです。
そのまま入学しましたが、授業中も大声で騒いで走り回ったりして、
学校から授業ができないと説得され、途中で支援学級に移ったそうです。

保育園に通っていた頃にも友だちの物を壊したり、怪我をさせたりする事が
あったそうですが、「子どもがしたことだから」と親は謝罪せず。
妹や姪もあまり関わろうとしていませんでした。

今日の話に戻ります。
妻と妹が帰宅した後、しばらくしてから学校から連絡が。
母親(知人)と2人で学校に来ているので、担任と3人で謝罪に行きたいとの事。

次男は帰宅後のいつものお気に入りの遊びをしていたので、機嫌を損ねない
ように連れて行かず。私は長女を見ながら夕食の支度をし、妻が1人で行きました。

20分ほど話していたでしょうか。
妻に話を聞いたところ、先生は何度も謝罪してくれたそうですが、母親と子は全く謝罪せず。
学校から連絡をした時点ではまだ子は帰宅していなかったそう。
帰宅後に何かあったか聞いても「何もない」と言い、誰かとぶつかったかと聞いても「知らない」と言ったそう。

母親(知人)は事実確認ができないので謝罪する必要なしと判断したそう。
話の最中でもその子は走り回り、車の話をしたり、ここに来た理由も分からないと言っていたそうです。

先生から謝るように言われても沈黙し、ぶつかったどうか聞かれても「知らない」、「違う」の一点張り。
母親(知人)は「こんな子なので仕方ない」と言ったそうで、その時は先生も呆れ顔だったそうです…。

幸いにも次男に怪我は無く、今のところ走ったり飛び跳ねたりしているので大丈夫だと思います。
念のためこの土日は注意深く様子を見るようにします。

その子の祖父母にあたる母親(知人)の両親も、診断や支援を受ける事や支援学校に通う事に否定的で、プライドが高く世間体を気にするようです。
今はそれで良いかも知れません。でもこれから成長していけばいくほど、周りの子たちとの差が大きくなってくると思います。

プライドや世間体なんか関係ありません。
当事者である子どもの気持ちを考えて、子どもが幸せになれるように考えるべきだと思います。

次男は1歳6ヶ月健診にて疑いを指摘され、専門の医師に診ていただき、自閉スペクトラム症と診断を受けました。
その後、支援の保育園に通い現在に至ります。
早い段階で適切に対応できたお陰で、まだ言葉も話せず療育手帳(A2)を持っていますが、支援を受けたからこそ今の次男があると思っています。

知人にように拒否をし続けて、無理やり地域の幼稚園や小学校に通わせていたら、仲間外れやいじめられたりして次男は辛い思いをしていたはず。

たまに機嫌が悪い日もありますが、毎日しっかり通ってくれています。
先生方もきちんと対応してくれていますし、お金の補助も受けられて凄く助かっています。

悲しい事ですが、障がい者に対する冷ややかな目がまだ根強く残っていると感じた出来事でした。
どうすれば次男のような子どもたちが、楽しく明るく生きていけるようになるのか?
まだまだ課題は多く残っており、1つでも解決していければ良いなと思います。


明日も感謝の心を忘れずに。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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