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ワーホリバイトで気づいた、「自分ビジネスシーンが好きなんだ」という気づき

今、私はオーストラリア・アデレードにワーホリ滞在しています。
英語について、日常生活で本当に困ることは少ないものの、ペラペラには程遠いため、現地の飲食店の厨房担当として働いています。

日本では約7年半、オフィスワーカーとして働いており、「なんでこんなつまんない会議で残業させられなきゃならないの!」「営業予算追いかけるの辛い」などとイライラすることも多々ありました。そんな際、大学時代に大好きすぎて103万の壁を超えてしまったサンドイッチ店でのアルバイトをふと思い出し、「飲食店でバイトしたい~」とぼんやり思うのでした。

そして今、異国の地でではありますが、飲食店でバイトをしています。指示出しをするインド人おばさんの英語が全然わからない、日本と違って使い物にならなければ即クビの可能性があるなど、日本でバイトをするよりハードモードです。しかし、最初はおっかなびっくり働いていたものの、慣れてくると、使う英語も限られているし、インド人おばさんの英語も7割くらい聞き取れるようになったしで、そこまでハードに感じなくなってきました。

そして気づいてしまったのです。「私、仕事にやりがいがないと面白くないわ」と。もちろん飲食店という職種にやりがいがない、というのではなく、自分が経営していたり、シェフとして料理を極めていたりするのであれば、やりがいをもって仕事ができると思います。ただ、アルバイターとして飲食店で働くと、単にお金のために働いている意味合いが強いので、「なんだかおもしろくないな」と感じ始めてしまいました。

7年半会社員として働いている中で、仕事にやりがいを感じるのは「昇進して給料が上がった」といった出世や給料の面ではなく、「私のアドバイスで担当先の〇〇さんの課題が解決された」「チームの課題を提起・改善してメンバーに感謝された」など、誰かの悩みを解決して喜んでもらえることでした。もちろん生活のためにお金は必要なのですが、それを第一の目的として働ける性格ではなかったのです。

それに気づいてしまうと、あんなに疲れていたビジネスシーンが恋しくなりました。時には責任感から精神的に辛くなることもある反面、仲間に喜んでもらえる成果を出した時の喜びはひとしおなビジネスシーン。

とはいえ、「定時までは仕事の余裕がある日でも帰れない」「連休が取りにくい」「意味があまりない会議で残業が発生する」「出社の必要がないのにリモートワークできない」など、時間を効率よく使えない働き方はもうしたくないと思っています。ビジネスシーンでやりがいを持って働く、かつ「国内外どこでも働けるワーカー」になるを目指して、行動を起こしていきたいと思います。



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