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「鬼柚子(獅子柚子)の砂糖菓子」簡単レシピ

「鬼柚子(獅子柚子)」をたくさんいただいたので、砂糖菓子(ピール)にして、保存することにしました。
ちょっと手間はかかるけど、爽やかな柑橘の香りと味にどハマりするお菓子です。
そのまま食べることはもちろん、細かく刻んでケーキやクッキーに入れるのもあり。(私はケーキやクッキー作りが苦手なので、やりませんが・・笑)
小さなタッパやジップロックに入れて持ち歩くこともできるので、外出先でちょっと小腹がすいた時にパクッと食べられるのもいいところ。

大きいのが鬼柚子、小さいのが普通の柚子

用意するもの

・鬼柚子 1個
・お砂糖 鬼柚子の重さの80%くらい
 (煮る時用。グラニュー糖、てんさい糖などお好みのお砂糖)
・グラニュー糖 適量
 (最後にまぶす用)

①洗う

鬼柚子をタワシで洗います。
タワシの毛が、皮の溝に入り込んで汚れを掻き出してくれます。

②8等分に切る

鬼柚子を8等分くらいに切って、実と皮を分けます。この時、白いワタの部分は残します。
実から搾り汁をとり、皮を煮詰める時に入れるので、捨てないでくださいね。

③皮の重さを測る

皮の重さを測ります。
皮を煮詰める時に、皮の重さ80%程度のお砂糖を使うので、忘れずに皮の重さを測りましょう。

今回は380gでした。

④皮を5ミリ幅に切る

皮を5ミリ幅くらいに切ります。
できるだけ同じ厚みにしたいところですが、あまり気にせず気楽に切りましょう。ワタは残してくださいね。

⑤2〜3回煮出す

皮が全部入る大きさのお鍋を用意します。
皮を全部入れて、皮がヒタヒタになるくらいのお水を入れて、煮出します。
沸騰寸前で火を止めて、ザルにあけます。
これを2〜3回繰り返します。

2〜3回煮出すと、ワタが透明になってきます。
この時点では、ワタが完全に透明にならなくてOKです。

深さも広さもあるレミパンを使いました
ワタが透明になります

⑥お砂糖で煮詰める

お鍋に⑤で煮出した皮とお砂糖(半分くらい)と搾り汁を入れて、煮詰めます。お水は不要です。

お砂糖は、複数回に分けて入れます。
お砂糖の量は目安なので、味見をしながら、皮の重さの80%〜皮の重さと同量くらいまでの間でお好みの甘さに調整します。

火加減は、弱火〜中火。

ワタが透明になるまで煮詰めます。
ワタが透明になる頃には、水分が飛んでとろみが出ます。

今回は、てんさい糖を使いました。
最初に入れたお砂糖が馴染んできたら、お砂糖を追加します
だんだん水分が出てきます。
ワタがだいぶ透明になってきました
水分が減ってきて、とろみが出てきます
このくらいになったら火を止めます。

⑦グラニュー糖をまぶして、干す

煮詰めた皮にグラニュー糖をまぶして、ザルなどに並べて干します。
表面が乾いたらひっくり返したり、様子を見ながら乾かします。
乾くまでの日数は、皮の水分量やお天気など環境によって異なります。
お好みの乾燥状態まで様子を見ながらお世話します。

ザルにクッキングシートを敷いて干しています。
風のない天気が良い日は、外に出して干すこともあります。
完全に乾いた状態。

乾燥まで手間はかかりますが、売っているピールより美味しいです。
完全に乾いた後は、密封瓶に入れて保管しています。

普通の柚子でも作れます。

鬼柚子は手に入りにくいかもしれませんが、
鬼柚子や柚子が手に入った時には、ぜひお試しください。

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