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まず第一に知るべきは自分

お久しぶりです。
しばらくインスタの
ストーリー以外の更新をやめていました。
6月末から7月上旬まで
物事が大きく変化して方向性を再確認しておりました。

まず何から考え始めていくか


皆さんは何か動き始める時に
まずは何から始めますか?

歩き始めていると目の前にいくつもの分かれ道が
出てくると思うのですが、
その選択の時に迷いや悩みが生まれるのは
きっと自分の気持ちが固まっていない
状態だからだなぁと感じます。

実際に過去を振り返ったときや、
最近もそう思ったのですが、

まず自分自身の事を
しっかり知らないまま選択をすると
結果として自分も本来の道を見失ってしまったり、
周囲の人に多大な迷惑をかけてしまうんですよね。

逆に自分の「譲れないもの」が確立されていれば
例え心が揺れるような事があっても

心の声に従って後悔しない選択をすることができる。
他人軸ではなく自分軸で生きることができる。

少し前の自分は目的達成後にくる
この先どの道を歩こうという分かれ道で
『安定』『安心』『一般的』の言葉に縋って、
中途半端にその道を歩こうとしてしまったんです。

そうしたら心のどこかで何かがのしかかって
次第にそれが大きくなっていく感覚になりました。

自分が無くなる感覚。このまま進んだら、
それこそ昔と同じ繰り返しになる。


一つ目の会社


ここで少し昔の話をすると、
私は高校卒業後約4年間バスガイドをしておりました。
今まで経験したことの無い体験や、
行ったことのない場所に行けたり、
初めて食べるものに感動したり、

勿論大変なこともたくさんありました。
案内の内容も先輩に助けてもらいながらも
自分で組み立てたり、資料づくりに明け暮れたり
勉強量もすごくて、間に合わない時は
当日の3時まで勉強したり、
1回だけ行った土地の案内や、
朝早くて夜も遅かったり、
車内では自分でなんとかするしかなかったり、
ハプニングに見舞われたり。

けどそれでも気づいたら4年立っていたんですよね。

たった4年って思われる人も
いるかもしれないですけど、
自分はすぐ辞めると思っていたから
気づいた時に驚きました。

けれど一人暮らしを始めることになって、
当時は副業のできない時代だったのもあり、
転職の道を選択したんですよね。

だんだんとバスガイド付きの旅行が減って
そしてコロナ時代に突入して
観光業も大打撃を受けている。
結果論だけどあの時の選択は
間違っていなかったなぁと思う。

でも周囲にも天職だと言われていた意味があの頃は
わかっていなかった。
大変だけれど自由にやれていたんだなぁと。

何をしたいかを、どう選ぶか


その後に訪れた転職迷子期。
やりたいが見つからず
ハローワークとか求人誌の中から
自分に向いている仕事や夢を探そうとしていた。

経験もしたことないのに
紙の上から見つけようと必死だった。

《世間体・給料・やりがい・時間・休日》

けれど、最優先事項を変えては
うまくいかないの連続。

そりゃそうですよね。
自分がどうしたいのか
自分と向き合って無いんだから。

最初はやる気に溢れて初めてみるけれど
時間が経つごとに「生きる意味」が
わからなくなっていった。

生きる意味が分からなくなっていくのに

「この場所で死ぬまで働かなきゃ」
(死ぬまでは考えすぎだった)

「周りの人に嫌われないように
 上手くやっていかなきゃ」

「この仕事の中でやりがいを感じなきゃ」

『笑わなきゃ』

って毎回思っていたんです。

途中までは大丈夫なんです。
でもね、限界が来るんですよ。

何か大きな出来事があったわけでは無いのに
急に朝起きたら涙が止まらなくなったり
呼吸が苦しいと思ったら過呼吸になったり、
朝からお腹を下したり
周囲の人の目が見れなくて
話をしていると1m位離れているはずなのに
息がかかる位近くで話しているような感覚になったり

そうなると「自分は人間として底辺にいる」
そう思えてくるんです。不思議ですよね。
いじめられたわけでもなければ、
周囲には大切に思ってくれている人達だっているのに。

心療内科に通って

「適応障害ですね。このままだと鬱病になります。
今の仕事は少しお休みした方がいいですよ。」

と言われて薬を処方されたときには

「どうして自分はダメなんだろう。
今度は頑張ろうと思ったのに。こんな自分嫌いだ。
どうして生きていくってこんなに苦しいんだろう。」と

車の中で涙が止まらなかったです。

その時期には私生活でも多くの事が重なり
心身が疲弊しきっていました。

けれどその時に出会ったのがヨガ。
多くの気づきをもたらしてくれた。

そして同時に思ったのが、

「沢山の仕事をしてきてダメだった。
もしかしたら次もダメかもしれない。
だったら一度くらい自分の手で何かをやってみよう。」

そう決めてフリーランスの
ヨガインストラクターを目指し出しました。

《独立・開業・フリーランス》

どれも昔の私にとっては縁もなかった話。

生き様に腹を括ってみる


でもこの時の気持ちはきっと私の原点だと思います。
それを改めて思い出すことができました。

勇気・自信の無さや不安からくる恐れ。
それに覆われて自分と向き合うことをせずに
中途半端に足を踏み込んでしまった。

やっぱり根本の軸がぶれてしまうと
そのあとがブレてくるんだと実感。
それによって他の人を巻き込んでしまいました。

けど今回を機に改めて決意を強くすることができた。

「自分の手でやっていこう。」

勿論何でも自分1人でできるわけでは無いけれど
初心を思い出して歩いていく。

そして本当に自分は周囲の
人に恵まれているなぁと実感。

ダメなところだらけなのに
それを知ってもなお全力で応援してくれる。
本当にありがとうございます。

この先どうなるかなんて
先のことはわからないけれど
そんな私の生き様を
見届けていただければと思います。

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