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【国際唎酒師が教える】日本酒の学びのススメ【4月から新生活がスタート】


はじまりの春

2024年になったと思っていたら、あっという間にもう4月ですね。
桜が咲いて、新しい生活がはじまった人もいれば、新しい出会いにドキドキわくわくしている人も多いのではないでしょうか♩

「何か新しいことをはじめてみたいな」

そんな風に思っているあなたにぜひおすすめしたいのが、日本酒について学ぶこと。「お酒って飲むだけなんじゃないの?ただのアルコールでしょ?」なんて思うかもしれませんが、お酒のことを知ると、毎日の暮らしがとても豊かになるんですよ。

「日本酒オタクのあゆみせんせい」こと、国際唎酒師こくさいききさけし日本酒学講師にほんしゅがくこうし酒匠さかしょう焼酎唎酒師しょうちゅうききさけしの私、藤代ふじしろあゆみが、日本酒を学ぶ楽しみをご紹介します!


このnoteは20歳以上で、お酒が飲める方に向けて書いています。お酒はご自身に合った適量で、楽しく飲みましょう♩また、リンクはアフィリエイトを含みます。

日本酒がわかると英語の勉強もできちゃいます↓


1|どうして日本酒なの?

日本酒の正式名称は「清酒」(せいしゅ)
ご存知でしたか?

スーパーやコンビニ、居酒屋やレストランなど、日本に居ればどこでも目にするお酒、それが日本酒です。

「今夜はお刺身だから日本酒を飲もうかな」
「お花見をしながら日本酒を飲みたいな」

なんとなく、食事やシチュエーションに合わせて、日本酒を口にしていることでしょう。

日本酒には、それぞれの地域の風土や歴史、文化など、日本の魅力がギュッと詰まっています。日本酒を学ぶということは、日々の暮らしにとても密接に関わっています。そして、日本酒のことがわかると、他の国のお酒、例えばビールやワイン、ジンやラム等のこともわかるようになります!

今日は日本酒、明日はワイン♩なんて、あなたの学びが毎日の生活に彩りも与えてくれるのです!

あと、「日本酒の勉強をしています!」という言い訳・・・じゃなくって、理由があれば、お酒を飲むときの罪悪感も減りますよ(笑)


2|日本酒の学び方

いますぐはじめられる「学び」もたくさんありますよ!

❶ 好きなお酒のウェブサイトを覗いてみる

このnoteを読んでいるあなたにも、きっと一つは好きな日本酒があるのではないでしょうか。まず最初にできる学びは、その日本酒の銘柄のウェブサイトを覗いてみることです!

銘柄名を入れて検索すれば、きっとすぐにサイトが出てくると思うのですが、隅々まで読んでみてください。絶対とはいえないのですが、多くのサイトが、日本酒のつくり方のこだわりに始まり、酒蔵さんの歴史や、その土地の特徴などを熱く語っています。どれも興味深く読めますので、それだけでも知識が増えますよ!

そして、読んでいくうちに、「この用語ってなんて読むんだろう?」とか、「よく出てくるこの言葉ってどんな意味なんだろう?」なんて疑問が出てくると思います。

たとえば、「純米大吟醸じゅんまいだいぎんじょう」って聞いたことはあると思いますが、具体的にどういうものなのか、説明できますか?

日本酒って、なんとな〜く経験としてわかっていることが多いので、案外“わからない”ところがわからないんですね。だから、自分の推し酒を通じて知識を得つつ、自分が知らないところを見つけてみましょう♩もっと知りたい!というポイントを把握しておくと、次からの学びがさらに深くなっていきます。


❷ お店の人に聞いてみる

ちょっとだけ知識をつけて、もっと知りたい!という風になっておくと、お店の人とやりとりをするだけで、疑問が解決し、日本酒のことがもっとわかるようになります。

たとえば、居酒屋さんでメニューを見たら、あなたが知りたいと思っていた言葉が書いてあるかもしれません。そんなときは「これってどういう意味ですか?どんなお酒なんですか?」なんて聞けば、きっと教えてくれるはずです。

また、お酒の専門店(酒販店)に立ち寄れば、「こういうお酒を買いたいんですけど……」といえば、お店の人はきっと「ラベルに〇〇って書いてあるように、このお酒は〜」と選び方も含めて教えてくれると思います!

そうはいっても、どこのお店に行けば詳しいのかわからないときは、ぜひ利酒師(日本酒のソムリエ)がいるところに行ってみてください♩

お店の人は、店舗を営業するお仕事がありますから、混み具合などもみながら迷惑にならない範囲で聞いてみましょう。また、ただ質問攻めにするのではなく、注文したり、購入したり、伝わってきた魅力や教えてくれたお礼にしっかり還元しましょうね!

❸ 本や記事などで勉強

ネットで調べたり、お店の人と交流したりして、どんどん知識や経験値を増やしたあなた。もっと学びたい!というとき、日本酒講座に行ってみるのがベストですが、最初からそこまでするのはちょっと気が引けることでしょう。

そんなときこそ、本や漫画を読みましょう!

私がいつもおすすめしているのは、アザミユウコ先生の漫画『白熱日本酒教室です。

気軽に読める上、かなりしっかりとした知識に踏み込んでいて、楽しくページをめくっているだけで、日本酒のことをたくさん学べます!

さらに、唎酒師の資格にもちょっとだけ興味がある人は、よくわかる日本酒という本もおすすめです!Kindleだと読み放題にも入っているので、試しに読むのもバッチリです♩

この本は、唎酒師の資格をとるための団体が出しているビギナー向けの本なので、「プロを目指そうかな!」と思ったときの土台の知識も得ることができます。

また、私もnoteで日本酒のことについていろいろと書いているので、ぜひ読んでみてください。


さらに、日本酒を英語でも学んでみたい人は、ぜひ拙著『日本酒オタクのほろ酔い英語を読んでみてくださいね!


3|日本酒のプロをめざす

唎酒師はむずかしそう・・・
そんなときは日本酒ナビゲーターや、日本酒ライフスペシャリスト、日本酒検定もありますよ

ここまでやってみると、すっかり日本酒にハマっていることと思います。そうすると、「唎酒師か酒ソムリエになってみようかな」なんて想いを抱く人もいるでしょう!ぜひ、めざしてみてください!・・・とはいえ、最初から唎酒師等をめざすのはハードルが高いと感じるかもしれませんね。

まずは、日本酒ナビゲーターや、日本酒ライフスペシャリスト、そして日本酒検定など、唎酒師を取得するよりも費用が安く、勉強時間も短くて済む資格を考えてみるのが現実的です!


また、このnoteの冒頭で、私は国際唎酒師こくさいききさけしであることを書いていましたが、私は英語で日本酒のことを説明できる資格をもっています♩英語の勉強をしているから、日本のこと、日本酒の魅力を英語でも話せるようになりたい!なんて人は、ぜひこちらの資格もチェックしてみてくださいね。


4|まとめ

何か新しいことに取り組んでみたくなるこの季節。毎晩机に向かって勉強するのはちょっとなあ・・・なんて人には、日本酒のことを学ぶのがぴったりです!いつもの「飲み」にプラスαをするだけで、一年後にはこれまでにない景色を見ることができるかもしれません。

いろんなことを書きましたが、資格をもっている私でも、日々発見があり、勉強をさせていただきながら楽しく研鑽を続けています。InstagramX(旧Twitter)でいろいろなことも発信しているので、ぜひフォローしてくださいね♩


国際唎酒師になって活躍したい!という方には、noteメンバーシップで詳しい内容を読むことができます。初月無料プランもあるので、ぜひ覗いてみてくださいね♩

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