犬と暮らす#2 「散歩に行けないの?」
🐶一緒に住んでいる犬(雑種/名前はくく)の話の続き。
1.玄関から出られない
さて、段ボールに捨てられた犬が、ご近所さんを経由して我が家にやってきました。
お手は意地でもしませんが(笑)、基本的な躾はできているようで一安心。
しかし、最初の壁はまさかの「お散歩」だったのです。(え、犬って散歩好きですよね…?)
まず、外に出ることを極度に嫌がりました。
以前の飼い主さん時代に、散歩しているのを見たことはありますが、尻尾は下がり切って、かわいそうオーラが全開。お散歩嫌いなんだろうな〜と思ったのを思い出しました。
玄関から出るのにしばしの間シンキングタイムが必要で。そして意を決して出たものの、すぐに帰ってきてしまうのです。
トイレを外でするという習慣はできていたので、庭でトイレをすることはありません。
散歩に慣れさせるために、どこか人気のないところに行って、「散歩は楽しい」ということを実感させなければならないと思いました。
2.散歩ができる安全な場所を探す
近所の公園や、土手の遊歩道、霊園(すみません)など、いろんな場所を試してみました。
公園は人や子供がいるのでNG。子供は特に苦手なようです。声が大きいからなのか、近寄ってくるからなのか。
家から遠すぎても、毎日通うことができないし・・・
どこか良い場所はないだろうか・・・
なんだかんだ1ヶ月ほど試行錯誤している間に、とある農道を見つけました。
そこは、自宅から車で5分ほどのところ。周りは田んぼ、人も農家の方がたまに作業をしているくらい。
この場所で初めて、20分くらい歩くことができました。気分が良ければ走ることもしばしば。人がいないという安心感もあり、草も生えているのでトイレもしやすいみたい。家族だけであれば、尻尾を上げてお散歩ができるようになってきました。
でも、人が来れば尻尾が下がります(笑)
毎日その農道に行き、散歩を続けてみました。
すると、散歩の時間になると、まずは車に乗るようになり、だんだんと外で歩くことの楽しさを覚えてきたように見えました。
今では家の周りも歩けるようになりましたが、夕方の散歩は、その人気のない農道に行っています。
3.人が怖くないことを覚えていく
元々、人への恐怖心があったのでしょう。
でも、少しずつでも慣れていくことで、恐怖心は薄れていきます。今では近所の人に会っても、怖がらずに歩けるようになってきました。
人は怖い存在ではない、ということを覚えてくれていると良いのですが・・・。
尻尾が上がれば結構立派なんですけどね!
出し惜しみせずに、人前でも堂々と歩いてほしいものです。
今では散歩が大好きになりました。毎日お散歩に行きたくて、くるくる回っています(笑)
良い場所が見つけられて、快適生活へ一歩前進!
ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。
続きます。
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