「でも、しか言ってない。」
2年前、に友人と話していて指摘された。
痩せたいのにダイエットが続かなくて。
食事制限が出来なくて、筋トレも出来なくなっていた。
節約がしたくて、スーパーに行くと値引き商品に目が行く。明日食べようと買ったものも全てその日中に平らげる。
結果過食の助長。
買わなければいいのに、買いたい衝動を抑えられない日々だった。
そんな衝動が、久しぶりに襲ってきた。
今回は、「明日も頑張らないと」という気張りやプレッシャーがないから、当時の半分くらいの衝動だった。
それで気づいた。散財と過食の衝動だったことに。
カゴをいっぱいにしたくなるんだ。なぜか。
買い物と散財とカゴの満たされ度が比例する。
なんて厄介な事だろう。
当時、友人とその衝動とダイエットの話をしていて、
友人が返す正当な意見に対して、「でも〜しちゃうから無理なんだよ」と話していた。
私が「でも」しか言っていなかったことは本当だ。無意識にわかっていた気もするが、指摘されるまで気づかなかった。
友人の言葉が正しいこともわかっていた。けれど、それを実践できない自分が後ろめたかった。
当時の、友人と対する自分の姿を思い出すと、本当にみっともなくて、かわいそうだ。
肩身が狭そうに、自分の行動を責めながら、でもそれをしないことによるストレス衝動を堪えられない。
自分でも訳が分からないほど、理由もないのにしんどい状況をわかって欲しいと思いながら、説明する気力もなくて、
話したところでどうにもならない事も分かっているし、でも、話せる人もいないし、、、。
この頃は、毎日泣いていたと思う。
夕方に帰宅して、虚無ながら頑張らないとという思いから爆食を繰り返し、泣きながら天井を見上げた。
話を聞いてもらっている妄想をしながら自分を語りながら泣いた。
なんでこんなに泣いているんだろうなんて、なんでこんなに辛いんだろうなんて、考えた覚えはない。
ただ、同期の誰にも負けたくなくて。芝居が上手くなりたくて、ただただそれだけだった。
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