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Webデザイナーを目指すまでの経緯

2019年4月、新卒で入社した初めてのお仕事は、新規事業用の子会社設立からで、新卒にして肩書きはまさかの取締役(笑)いざやってみると、まぁ大変。社長の下で働かせてもらっていましたが、教育体制なんてないし、経営の知識もなければ営業の知識もないし、いきなり「営業してクライアント獲得してこい!」なんて言われても「どうやるんだよ!!」と常につっこんででいましたね(汗)そんな私のメンターはGoogleでした(笑)

大学時代はなんとなく物事を上手くこなせていたつもりだったので、社会人になって自分の無能さを痛感し、精神的にしんどかったです。。とにかく目の前にある課題を必死にこなしていた余裕のない日々を過ごしていました。


ベンチャーである今の会社は明確な業務の線引きがなく、規約作りや、事業企画、カスタマーサポート、総務、採用業務、通訳業務なども対応するようになり、「結局私のポジションは何?!!」と混乱し、なんだかどれも中途半端な感じで「自分って一体何ができるんだろう?」と自信を持てなくなりました。



また、働いてる中で、ただ指示をもらって動く自分や、情熱を持って積極的に取り組めていない自分に気が付きました。


もっと自分は意欲的にやれるんじゃないのかな。。?
今の仕事で自分は幸せなのかな?やりたいことをやれているのかな?


と、だんだん疑問を抱き始めましたが、「じゃあ自分は何をやりたいのか?」がわからず、モヤモヤ悩むようになりました。


そんなある日、自社サービスのWebサイトやチラシ・バナーを制作する機会がありました。
その時はとにかくおしゃれでカッコいいものを作ればいい。と思い、取り組んだのですが、出来上がった作品を見た社長は、「伝えたいことが伝わるデザインじゃない」、「目的(=サービスを利用してもらえる)を達成できるデザインじゃない」と厳しく指摘。色味や写真の選択、文字の大きさ、コンテンツの順番など全てに意図があって一つのデザインが完成しているという、今まで考えたこともなかったデザインの奥深さを初めて知り衝撃を受けました。

この時、自分も人の心を動かし、アクションをとってもらえるようなデザインを作っていきたい!と思ったのが、Webデザイナーを目指すようになったきっかけです。

また、制作している時は、「何かを作る楽しさ」を実感。確かに昔からクリエイティブなことをするのが好きだったなぁ〜ということを思い出しました。

ずっと自分の中で「好きな仕事をしたい」という軸がありましたが、その「好きなこと」ってなんだろうとなかなか見つけられずにいました。

ただ、今いる会社で、あらゆる業務に携わる機会があったからこそ、「好きなこと」を見つけられたんだと思います。

できない・嫌いだと思うこともひとまず受け入れて取り組んでみる。経験してみて初めて何が、得意・好き/不得意・嫌いというのが見えてくるんだと思います。

いつ「好きなこと」との出会いがあるかわからないからこそ、たとえ今やっていることが「好きなこと」ではなくても、たくさんのことに挑戦して知識と経験を積み重ねることが、「好きなこと」を見つけるのに大事なことなのではないかと思います。


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