見出し画像

4年ぶりの胃カメラチャレンジ

どうも、かゆです。
昨日、4年ぶりの胃カメラチャレンジをしてきたよ。

初回は、まだ福岡に居た頃、アパレル店の店長時代。
入社してもすぐに飛ぶ非道なスタッフ達と過酷な労働時間によるストレスで、食事も一人分ろくに食べれず、突然えづくという完全に身体が出社拒否している状態だったんですが、なんとか病院で処方される胃薬で誤魔化して生きてたんですよね。
そうなった時点で休職の判断しろって話なんだけど、その選択肢が浮かばなかったんだよな……私が店開けなきゃ、回さなきゃってそればっかりでね……
いじめを苦に、とか、過労が原因で、とかそういう悲しい事件に対して、逃げられなかったのかって意見がよく上がるけど、本当にね、そういう状況になればなるほど、正常な判断って出来なくなるから怖いよ。
私の場合、おかしいと思いつつ病院へ行くという選択肢が浮かばなかったことと、退職後、福岡を離れて嘘のように回復したことから、今になって思えば、そうだったのかもしれないというかなり曖昧な表現になってしまうけど、当時は軽度のパニック障害も患っていたように感じる。
コロナ禍に突入して、つらいことも沢山あったけれど、コロナが無かったら、今も壊れた身体に鞭打って働いていたと思うので、その点に関しては、いい人生の分岐点になりました。
今は、めちゃ元気!
なんでも食べれるしどこでも行ける!幸せ~~~~~!

と、前振りが長くなってしまったけれど、その時にかかりつけの病院で飲んだ胃カメラがなかなかにしんどくて。
喉の表面麻酔と、多少の鎮静剤も打たれたとは思うんですが、意識が完全に消えてない中、喉元を通るカメラの気持ち悪さったら!!!
もう二度とやりたくないと思った覚えがある。
なのに!何故!
オリンピックでもあるまいし、4年後にこうしてまた胃カメラを飲むことになっているのか!!!

それは、先月届いた健康診断の血液検査結果に「ヘリコバクターピロリ菌:要検査域」と書かれていたからです。
は????
ヘリコバクター・ピロリ……???
嘘じゃん、私今胃にピロリ菌飼ってるの?
なんで?????????

ピロリ菌の感染経路ってよく分かってないんですって。
だから、私の感染経路もよく分からないけど、まぁとりあえず居るなら殺さないとな。
鳴かずとも殺してしまえピロリ菌。

そんなわけで薬を貰いにやってきました、会社近くの胃腸内科。
万が一億が一、薬だけでなく胃カメラを飲む羽目になった時の為に、事前に調べましたとも「苦しくない内視鏡検査」の口コミが高い病院を!!!
もう二度とあんな思いはするものか、とこちとら必死です。

診察室に入り、健康診断の結果を見た先生が一言。
「なんか自覚症状あります?」
「慢性的に胃炎はありますかね」
「じゃ、胃カメラやっときましょうか。来週空いてる日あります?」
え???????
マッチングアプリよりも、展開が早いんですが????????
いや、マッチングアプリやったことないから知らんけど。

あれよこれよと言う間に、日程が決まり血液を採取されて、その日は帰宅。
慢性的な胃炎なんて言葉にしてしまったせいか、それとも引継ぎが上手くいかないせいか、胃がキリキリ痛む日々を乗り越え、
来週胃カメラか~~~~~という思いを片隅に抱えながら、週末は福岡へ旅立ったわけです。

さてさて、いざ2回目の胃カメラチャレンジ!
朝から絶食状態で病院へ出向き、荷物をロッカーに預けて待機室へ。
名前を呼ばれて検査台に上がるんですが、もうこの時点で嫌なのね。
ドラマで見る手術台のような台に座らされて、「はい、胃の中の泡消すお薬飲んでくださいね~」って紙コップの中の謎液体を飲む。
胃の中の泡を消すお薬って何!!!?じゃん、もう。
多分4年前も飲んだんだろうけど、覚えてないからさ、そんなん。
その後、台に仰向けで寝た途端、右腕は点滴、左腕は血圧計、指先で脈拍を測られ始める。
管!管!管!
管がい~~~~っぱい!!なに!!!こんなんだったっけ!!!?怖い!!
「表面麻酔するよ~」と喉奥にスプレーを掛けられて、「段々口の中しびれてきて咽ちゃうといけないから、よだれ垂れ流しにしてね~」って横向きに寝かされ直す。
嫌のピーク到来。ただ横たわってるだけなのに、吐き気がしてきた。
無理ですって今言ったらやめてもらえるのかな、とまで考えた。
まぁ結局言えないまま、問答無用でマウスピース付けられたわけなんですけど。
「今から眠くなるお薬入れていきますからね~」って言われて、「も ええわ いったれ」と私の中の岡聡実くんが開き直ったあたりから、プツン。
その後、一切の記憶がない。先生が来たことすら覚えてない。
気づいたら、待機室の椅子の上だった。
え??????
終わったん?????
いつの間に??????
看護師さんに起こされて立ち上がろうとしたけれど、ふらつくので「もう少し休もっか~~」と言われて再び意識を手飛ばす。
診察室に呼ばれるときに、ぼーっとする頭で時計を確認したら、11時ちょい前だった。
検査室に入ったのが10時前……え、約1時間意識失ってたってこと……?
ねぇ……私……最近記憶なくしすぎでは????????
こ、こわ~~~~~~~~!!!という感情と、寝てる間に終わって良かった~~~~~~!!!!という感情が入り乱れる中、診察室の椅子に座る。
先生「どうでしたか」
私「何も覚えてません」
先生「あ、そう」
塩すぎん???????
人の意識飛ばし慣れとんか??????
そんな塩先生、カメラの映像を切り替えながら、簡単に説明してくれました。
結果としては「胃が比較的綺麗であること」「腸も問題なかったこと」「ポリープあったから切って生検に出すこと」で、あぁ、まぁよかったなと思ったけれど、肝心なことがもう一つある。
そう、ピロリ菌だ。
この事態を招いたピロリ菌は、どうなっているんだ。
元気に私の胃を住処にしているのならば、速やかに消さねばなるまい。
ねぇ、そうですよね、塩先生!

先生「ピロリ菌ですけどね、居なかったです」

ピロリ菌ですけどね、居なかったです????????

私「居な……?え、居ないことってあるんですか」
先生「うーん、まぁ居ないんでね……居たけど消滅したのかも」

居たけど消滅したのかも????????

思わず「週末にSixTONES浴びたからですか??????」って聞きそうになった。
私の鎮静剤がぎりぎり切れていたから理性を保ち、聞かずに済んだが、これふらふらの状態で診察受けてたら十中八九口から飛び出してた。
私「すっ……あ、そうですかぁ……」
危なかった……2週間後生検結果聞きにいかないといけないのに、恥かくとこだった。
でも、その考えもあながち間違いじゃないような気もする……。
あの陽パワー満タンの6人なら私のピロリ菌ごとき消してしまえるんじゃないか。
推しに従順な脳をしている私のことだ、身体が謎の奇跡を起こしてても違和感がない。
事実は小説より奇なりと言いますからね。
信じる者は救われるとも言いますし、ありがとうSixTONES……と勝手に感謝させて頂くことにする。

なにはともあれ、ピロリ菌いなかったならハッピー!とルンルンとフラフラの狭間で家に帰って布団に潜り込み、再び目覚めた時には18時過ぎてた。
やだ~~~~~!!また意識を失ってる!!!!!!!
鎮静剤のパワーってすごい。
そりゃ、北斗も検査後どっかに連れていかれて隔離されるわ……いや、ほくじゅりが二人で人間ドック行ってる事実、尊すぎん?

そんなこんなで2回目の胃カメラは無事終了。
改めて、眠っているうちに終わる胃カメラ、最高じゃんと思いました。
とはいえ、そんな頻繁に飲む機会が訪れないことを祈ります。
健康第一!人生一回!笑顔万回!
ノーストレスでは生きられない世の中だけど、極力ポジティブにジェスを見習っていかないとね。

皆さんもくれぐれも健康には気を付けて、元気に推し活していきましょう~~~!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?