受け取り上手になると長所が伸びる
両親が厳しかったせいで、
いや、おかげで(笑)
私は、周りを気遣うこと、人に対して丁寧に接することが得意になった。
そして、そのことを周りの人から褒めてもらえたときには、そのまま受け取ることは恥ずかしいことだと思って避けていた。
「いえいえ、そんなことないです」
そう謙遜することが、社会的には正解だと思っていたから。
けれど、よくよく自分と向き合ってみると、
『目上の人には逆らってはいけない』
とか、もはや必要のない接遇態度は別として、
『人に思いやりをもって接することで、相手に喜んでもらう』
ということは、純粋に私が好きでやっていることなのだと気づいた。
最近では、褒め言葉をもらえたときは、素直に感謝して受け取るようにしている。
「いえいえ☺️」
は、どうしてもついてしまうけど、きちんと
「ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです✨」
と返すようになった。
すると、今までどこか業務的にしていた行動も、自然と心がこもるようになり、
以前よりさらに、感謝されたり褒めてもらえることが増えたような気がする。
今日も、体調が悪い先輩がいたので、
「大丈夫ですか?」
「あちらで少し休んできますか?」
と声をかけると、
「あゆこさんはホントに優しいねぇ」
「そんなに気遣ってくれて嬉しいわ」
と、心から喜んでもらえて、
私も心から幸せな気持ちになった。
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