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理不尽に非難されないための、たった1つのこと

それは、

“不用意に謝らないこと”


いつの間にか染み付いていた、すぐ謝る癖


高圧的な父の影響で、

物心ついた頃から、数え切れないくらいの

“悪いことをしたという自覚はないのに謝らなければ許されない”

という状況を経験してきた。


そのせいか、

もう自分でも認識できていないくらい、すぐに口を突いて、

「すみません!」

が出てきてしまう。


普段から、周りの人には、

「あゆこさんはすぐ謝るねぇ」
「別に何も『すみません』じゃないよ」
「なんであゆこさんが謝るの?」

と、よく言われる。


謝った時点で、対等ではなくなる


今日も、
職場の共用キャビネットが壊れたので、担当部署の人に来てもらったのだけど、

私としては、
“お忙しいところ、わざわざ来ていただいて…”
という意味で、

「すみません」

を発動してしまった。


すると、

「こんな状態になってから呼ばれても遅いんだよ!」

と、一方的に怒りをぶつけられた。


そのキャビネットは、随分前から調子は悪かったけれど、
誰も何もしないので、たまたま今日私が触ったときに最終段階になっただけ。


きっと、謝ったことで
私は、“怒りをぶつけていい相手”になったのだと思う。


謝るのは、本当に必要なときだけでいい


『面倒なことになるくらいなら謝った方が…』

など、いろんな状況はあれど、

本来ならば、
謝るのは、実際に自分の言動に非があるときにだけでいいはず。


不用意に謝ることで、
余計な被害を被ることもあるし、場合によっては相手をより怒らせる可能性もある。


『ゼッタイに自分からは謝らない!』

という頑固な姿勢を貫きたくはないけれど、

少しずつ、
要らない『すみません』は減らしていきたい。


そしてふと、

普段子どもたちと接するとき、
子どもの言い分もろくに聞かずに、謝ることを強要していないか、自問する。



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