Unrailedはコミュニケーションと意思決定のゲームなので、チームワークの改善に役に立ちます。
本当です。
これはなに?
Unrailed!は最大4人で協力プレイができるインディーゲーム。
みんなで線路を継ぎ足して、列車を遠くまで進めるのが目的だ。
なぜチームワークを磨くことができるの?
Unrailedはコミュニケーションと意思決定のゲームだから。
どういうことかというと、このゲームは
・いくつかの簡単な仕事を
・みんなで分担して
・時間内に達成していく
というもの。
簡単な作業の組み合わせだからこそ、失敗したときにチームワークの問題が浮き彫りになる。
チームワークの問題は……たいていコミュニケーションと意思決定の問題だ。
つまり、Unrailedで問題を発見・解決していくことで、チームのコミュニケーションと意思決定を改善することができる!
UnrailedではプロジェクトのPDCAを短時間で繰り返し体験することができると言い換えても良い。
まずはみんなでプレイしてみよう!
チュートリアルが終われば、オンラインで協力プレイができる。
木と鉄を集める。
列車に積み込む。
線路を継ぎ足す。
基本はこれだけ。
簡単だ!
こんな簡単なゲーム、いったいどうやって失敗するんだろう?
よくよく考えながら、1回目いってみよう!
Tips1:基本は報連相だ。声を出そう!
おおまかな問題点と解決の方向性を見つけよう。
悲しい列車事故を眺め終えたら、プレイを振り返ってみよう。
直接的な失敗原因はなんだろう?
プレイ中にやりにくかったことは?
次うまくやるために何を変えたらいいだろう?
この時間が大事だ!
ゲームそのものよりも大事だ!
話し合い、課題を見つけて、改善方法を共有しよう。
反省や改善について話し合うことは、どんなチームにとっても素晴らしい訓練になる。
しかも、ゲームについて話すのはゲームプレイと同じくらい楽しい!
ここでゆっくりじっくり掘り下げてもいいけれど、何度もトライアンドエラーできるのがゲームのいいところ。
時間はかけすぎず、次のプレイの方針を決めてしまうのがおすすめだ。
反省会が終わったら、さっそく2回目いってみよう!
Tips2:意思決定は早ければ早いほうがいい。
チームの特徴をつかみ、改善点を積み上げよう。
以上はたいていのチームに適用可能だろうけど、ここから先はチームの特徴に合わせて改善していくことになる。
繰り返しプレイしながら、課題を見つけ、行動方針を追加/改善/具体化していこう。
よくある課題は…
誰かひとりが意思決定していると、その人が忙しいときは何も決まらなくなってしまう。
問題が見つかるたびに全員集合していると、全体の作業効率が悪化してしまう。
「ここの木切って!」みたいな依頼は「どこ!?」「ここ!」と混乱を生んでしまう。
このゲームではチームとして最高のパフォーマンスを出すことが必要だ。
チームメンバーの特徴を掴んで、みんながうまくやれる方法を考えよう。
Tips3:決定した方針を覆すのは、時間によほど余裕があるときだけ。
経験者なら、チームをどう導くか?
ゲームに慣れた人にとって、初心者にガイドするのも良い練習だ。
教えるのは難しい!
ゲーム知識を伝えてから始めるか、まずは体当たりで挑戦させるのか。
自分が率先して意思決定するのか、混乱を体験させるのか。
初心者たちに上手くプレイさせたいのか、楽しくプレイさせたいのか。
あなたのガイドによってチームの成長も、楽しみ方も変わってくる。
経験の差を生かしてどのように導くのか、様々なアプローチを考えてみよう!
Tips4:結局はゲームだ……楽しくやろう!
まとめ
Unrailed!は自信を持っておすすめできる、とても楽しいゲームだ。
しかも安い。たったの2380円(Steam版)。
それでいてチームワークのトレーニングにも活用できる!
ただし、のめり込みすぎないようご注意を。
あまり真剣になってしまうと……本当に仕事みたいな雰囲気になってしまう。
Tipsを振り返っておこう。
・声を出して報連相
・意思決定を素早く
・方針はころころ変えない
超おすすめです。
3人以上でプレイすると、コミュニケーションが大変になってなおよし。