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大自然ジャスパーとの出会い〜挑戦し続けたカナダ留学1年8ヶ月

「Asaちゃんってどんな性格?」
「私、単純なんですよ。天気が良いだけでも幸せだー!って思えるんです。」

どんな些細なことにも幸せを見つけることが得意なAsaちゃん。天真爛漫な彼女と話していると、自然とこちらの口角が上がります。coop留学を経験したカナダでのリアルな日常と、インターン先だった大自然あふれる街、ジャスパーの魅力について話してくれました。

このインタビュー記事はキャリアスクール “SHElikes”の10期海外コミュニティのメンバーをインタビュー取材したものです。 海外の魅力に触れたメンバーの紹介を通して、この記事を読んでくださるみなさんが少しでも海外に興味を持ってもらえるきっかけになれば幸いです。

SHE:SHElikesの略称 SHEメイト:SHEの受講生 サポ隊:コミュニティサポートメンバー


Asaちゃんのプロフィール

Asaちゃんは愛知県出身。大学の外国語学部にてドイツ語を専攻。大学2年生の時、1ヶ月間ドイツ留学へ行ったのをきっかけに英語の大切さを知る。帰国後すぐに語学留学についてリサーチし、2020年にカナダへ留学するもコロナの影響でたった2ヶ月間で帰国。不消化で終わった留学を諦めきれず、大学卒業後に再びカナダへcoop留学。1年8ヶ月の間、ケロウナ、バンクーバー、ジャスパーの3都市で過ごし、2023年10月に帰国。2024年1月から社会人1年目をスタートさせている。

Q.なぜカナダに留学を決めたのか?

初めての海外は大学の時に行ったドイツ留学でした。日本に帰ってきてからすぐに留学エージェントに行って「英語を勉強したいです!」とだけ伝えました。物価が高すぎるところは無理だと思い、カナダとオーストラリアを候補に考えました。そこからカナダに決めたのはcoop留学というカナダ独自のビザの制度があったからです。

コロナ禍で最初にカナダへ行った時の写真
大学卒業後、最初に2ヶ月過ごしたケロウナの風景
1年間過ごしたバンクーバーの風景

Q.coop留学について教えてください

coop留学はワーホリと違って、年齢や回数の制限がなくカナダに行けるビザです。専門学校で専門的な分野を学び、それを活かしつつインターンシップに行くことができます。就活にも活かせるため、日本人に人気のビザです。

外国人向けの学校だったので、文化の違い、カナダでの履歴書の書き方や面接対応など、就活に活かせるスキルを教えてもらいました。またリーダーシップスキル、マネジメントスキル、アカウンティングなども。そこで学んだ知識を活かしてインターン先を見つけるっていう感じです。

私が専攻していたのはビジネスです。ビジネスを専攻するとオフィスで働くイメージがあったんですが、私のような社会人経験のない留学生がオフィスで働くのはやっぱり難易度が高くて。卒業生を見ていると働き先は幅広くて、マーケティングや事務職といったオフィスで働くような人もいれば、空港の免税店やホテルのフロントなど接客関係で働いている人もいました。

coop留学で出会った同期と

Q.SHEに入会した理由は?

SHEに入ったのは2023年9月ですね。その時はジャスパーという街でホテルのフロントの仕事をしていて、空いてる時間に副業をしたいと思っていました。

元々PCひとつでできる仕事に興味があったんですが、最初から自分ですべてできないし、挫折しそうだなと思っていたんです。だからキャリアスクールに入ってスキルを身につけて副業ができたら、一時帰国も気軽にできるなと思いました。

結果的に帰国の選択をしたんですが、入会当初はずっとカナダにいるつもりでした。

Q.ジャスパーの魅力は?

ジャスパーは山の中にポツンとある長野の温泉地みたいなところです(笑)
国立公園の中にある観光地なんですが、大都市から車で3、4時間かかる僻地にあります。

ジャスパーの湖

①インターン先をジャスパーに選んだ理由

とにかくバンクーバーから出たかったんです。バンクーバーには1年間も住んでたので、せっかくなら違うところでインターン先を探そうと思って。

人間関係や住環境をガラッと変えるタイミングでもあったと思うんですよね。バンクーバーで仲の良かった友達は帰国する子が多かったので、新たな繋がりを作らなきゃって思っていました。

また1年間も住んでいると、良いところだけじゃなくて悪いところも見えてきちゃって。街中にホームレスが多い、騒音が気になる、雨が多いとか。晴れているだけで幸せって思う性格なので、雨の日が続くとどうしても気分を保てなくて(笑)

インターン先は接客業に絞って探しました。
理由は2つあります。

1つは、人と話す機会が多い環境で英語力を向上させたいと思ったからです。その時の私は自分の英語力がまだまだ足りていないと感じていました。

もう1つは、観光地で接客をすることに魅力を感じていたからです。
というのも、バンクーバーで学生生活をしていた時にレストランのバイトをしていたんですが、船が就航する港にあるレストランだったので、世界中の人と関われて楽しかったんですよね。

そういった経験から、世界中のいろんな人からお話が聞ける機会が多い観光地エリアを重点的に調べていました。

面接ではバンクーバーの観光地でバイト経験があるから、ここでも働けます!とめいっぱいアピールした記憶があります(笑)

いくつか応募したんですが、一番最初に返事があったところに決めました。これも何かのご縁かなと思って。また面接をした時に、面接官とマネージャーの方が良い方だったのも決め手になりました。
それがたまたまジャスパーだったんです。

ジャスパーまではバンクーバーから電車で20時間かけて行きました。
めちゃくちゃ遅い電車なんですよ。
スーツケース3つとボストンバッグ1つを抱えて引越ししました。

ホテルのフロントでインターン中の写真

②ジャスパーはこんなところ

国立公園として知名度が高いのがバンフという都市です。ビジネスや経済が回っている分、観光地化しすぎて、人が多くて落ち着かないんですよね。

そこと比べて、ジャスパーはこじんまりとしていて、静かで落ち着いている街です。エルクっていう大きい鹿がそのへんにゴロゴロいて、友達みたいな感覚になります(笑)星もきれいに見えて、とにかく自然がとても豊かなところなんです。

街中を歩きまわるエルク(鹿)

③ジャスパーを発信したい

ジャスパーについて発信したいと思ったのは、発信している人があまりいなかったからです。バンクーバーは日本人も多いし、情報もたくさん溢れているんですよね。ケロウナもぼちぼちって感じで。

冬の時期はスキーしかできないので、夏の時期におすすめな観光地などをまとめて発信したいと思っています。

ジャスパーへ行く価値は十分にあるので、ぜひ行ってみてほしいです。

Q.今後のVISIONは?

場所にとらわれない働き方をしたいです。

具体的には国内外問わず、いろんな場所に移住しながら今のデザインの仕事を続けていきたいですね。
デザインの仕事がすごく楽しいので、その道のプロになりたいなと。

コンサル会社で資料デザインのお仕事をさせてもらっているんですが、結構内容が難しくて。勉強することが無限にあるので、それをまずは頑張りたいですね。

今は社会人の基礎を身につけて、正社員として頑張って、ゆくゆくは副業もできたらなと思っています。

SHEメイトさんへのメッセージ

海外に興味があったらとりあえず行ってみる!
行動してみると、視野が広がったり、考え方が変わったりする機会になると思います。迷ったら、「まず行ってみる!やってみる!」
意外とハードルは高くないです。苦しかったことも、後から思うと楽しかったって思えますよ。自然とメンタルも強くなります(笑)

ジャスパーでハイキング

おわりに

こう!と決めたら突き進んでいくAsaちゃんの行動力に、私も何かやってみようかなと心が動いた方もいるのではないでしょうか。

SHElikesに入会して2ヶ月で10期海外コミュニティサポ隊に応募。新社会人として毎日新しいことをどんどん吸収しながら、SHElikesではデザイン・ビジネススキルをメインに学んでいるそうです。今後のジャスパーについての発信も楽しみにしています!


Asa (インタビュイー) X:https://twitter.com/asa_log_she

yuka (執筆) X:https://twitter.com/yuka_tabicoorde

ズシン(バナー制作) X:https://twitter.com/9_21xin

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