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3年ぶりに母校に行ったらICT化が進んでいた話

教育実習体験記#2


母校の高校に教育実習に行って、一番驚いたのはICT化がかなり進んでいたこと。

まずは教室。
全ての教室に、プロジェクターが天井に設置され、黒板は電子黒板に。
各教室にはWi-Fiがある。
ついでにエアコンも装備されていた。
各階には1クラス分のChrombookも。

職員室も進化していた。
先生方にもよるが、数人の先生はBigタブレットを保持。
PCも複数。

また先生同士や、先生と生徒での情報共有がTeamsで行われていた。

高校時代はつい3年前なのに、自分の頃では想像もしていなかった光景だった。

正直、実習前は想像もしていなかったので少し戸惑った。
しかし、せっかくなら充実しているICTを使いまくろう!と思い、電子黒板や電子教科書、パワポを中心に授業を行った。

パワポ作成の手間や機器の不具合など苦労する点もあったが、授業中の無駄な時間を短縮できたり、具体的に表現できるため分かりやすく生徒の興味を引く授業ができるだろうと感じた。

母校にICTが導入されて約1年が経過したそうだ。まだ先生方は試行錯誤しながらやっているようだったが、中にはなかりICTを使いこなしている先生もいた。

私も友人からの助言をもとに、授業後のアンケートをGoogleFormsで作成して、QRコードを生徒のスマホで読み取ってもらったりした。アンケートには、最後にミニテストをつけることで生徒の理解度も確かめた。これは生徒にも先生方にも高評価だった。

先生方の中でも、電子黒板を駆使している先生、パワポで投影している先生、生徒のスマホで教科書のQRコードを読み取らせている先生、手元をカメラで撮ってテレビに映している先生などICT機器の使い方は様々だった。

実習の期間でたくさんの先生方の授業を見学したが個性があって面白かった。
教育現場でのICT活用は可能性が広がっていそうだ。

ICT化の地域差

私が教育実習に行ったのは、岩手県の公立高校。

調べてみると、岩手県は全国的にも特に教育現場でのICT化が進んでいるそうだ。

先日、岩手県の他高校に行くことがあったが、母校と同じくICTの設備が整っていた。

他県に教育実習に行った友人の話を聞くと、全くICT化されていない学校もありギャップを感じた。意外と岩手県のような田舎でもICT化が進んでいたりする。

ICTを活用した環境下で勉強した生徒と、従来の環境で学習した生徒とで比較してICT活用にどのような効果があるのか調べてみたい。

柔軟に対応すること

どの先生方も、情報系の知識や経験がないことを言い訳にせず、ICT利用に積極的に取り組んでいた。

不器用ながらにも試行錯誤を重ねながら、より良い授業を作ろうとしている姿に尊敬した。

20年後、30年後、今は存在していない新たな技術が増えていくだろう。
その時、私も言い訳せず時代の変化に柔軟に対応していきたい。

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