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11月に読んだ本

六人の噓つきな大学生

人気企業の最終選考に残った6人の大学生が一つの内定の席を巡って議論するお話。
グルディスによって学生同士で内定者を選んでいくのだが、誰かが持ち込んだ告発文によって、選考の場が混乱していく。

犯人を予想しながら読んだのだが、とことん裏切られた。
最後は、自分の偏見に気づかされ、一面だけでその人を決めつけてはいけないと考えさせられた。

嘘つきジェンガ

詐欺がテーマの3つの短編からなるお話。

騙す側と騙される側の両方の視点で描かれている。
騙す側が悪いとは思うが、そこには悪意だけがあるわけではないことに少し共感できた。
日常でも詐欺が紛れているかもしれないと思ってしまった。

ひとつの嘘がバレると他の嘘もバレて崩れ落ちる様子が、この本のタイトルのジェンガにぴったり。

俺ではない炎上

『六人の嘘つきな大学生』にハマりすぎて、同じ著者の本を購入。
この本も本当に面白かった。

自分の知らない偽装アカウントで、殺人をほのめかすツイート。それにより殺人犯と認識され、逃亡をし続ける。
ハラハラな逃亡劇と、意外な犯人に驚かされた。

今回もしっかり騙されてしまった。

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