見出し画像

おしゃべりの場こそ「病気をもつ人のあったらいいな」だったのかも。

 PPHプロジェクトで出会ったカンちゃんとTwitterのスペース機能で【あゆかんスペース】を開催しています。

  カンちゃんとはまだ実際にお会いしたことはありません。PPHプロジェクトでのZoomミーティングでお会いしているだけです。コロナ下では会えないくらい距離が離れたところに住んでいます。

 PPHプロジェクトのリーダー方に声をかけて頂いて【病気をもつ人のあったらいいな】をテーマにTwitterのスペースをご一緒したことをきっかけに仲良くなった私たち…

 カンちゃんの密かな夢は、病名を超えてお喋りできる場をつくること。
 私の密かな夢は、オンラインで発達障害について親御さんが語り合える場をつくること。
 
 カンちゃんのお話を聞いて、私も病名を超えてお喋りできる場があったら素敵だと思ったし、ぜひつくりたいと思いました。そして、カンちゃんもずっと発達障害について知りたいと思っていてくれたそうです。
 
「【あゆかん】で一緒にスペースやっちゃう?」
「やろう♪やろう♪」

 びっくりするくらい意気投合して、あれよあれよという間に話が進み、一緒に始めることになったのが【あゆかんスペース】なのです。

 神経難病のカンちゃんと発達障害な私がやっているスペースなので、それぞれの病気に近い病気をもつ人を中心に、いろいろな病気をもつ方々が集まってくださっています。
 参加してくださった方が、

「こういう場が欲しかったんです」
「勇気を出して参加してよかった」
「さっきまで落ち込んでいたけど、参加したら元気になれました」

などと有難いことを仰ってくださって、本当に感謝なことだと感激しながら毎回開催しています。

 自分の病気とは異なる病気のことを当事者の方から教えて頂けたり、似たような病気の方と情報交換が出来たり、同じ病気の方と共感が出来たり…そんな風にして【あゆかんスペース】の中で皆さんがつながっていってくださって、つながりの輪がどんどん広がっていくのを目の当たりにしています。

 そもそも、私とカンちゃんも、PPHプロジェクトがなかったら出会うこともつながることもなかったんですよね。カンちゃんと出会っていなかったらこういう場が出来なかったわけで、私たち自身がPPHプロジェクトから広がった、まさに奇跡のつながりの輪の一部。
 ですので、そういう新たなつながりや奇跡の出会いのきっかけになれるのは本当に感謝なことですし、冥利に尽きると思っています。

 「病気をもつ人のあったらいいな」を語り合える場になればいいなと思って作ったスペースですが、実はそんなこんなを病名を超えてお喋りできる場自体が「病気をもつ人のあったらいいな」だったんだなと、参加してくただる皆さんと貴重な時間を共有させていただく度に感じるようになりました。

 私たち「病気をもつ人の体験には価値がある」ということ、そして声をあげること、声をあげ続けることの大切さをPPHプロジェクトでも改めて教えて頂き、スペースの場でさらに実感しています。

 まだまだ私たちのやっていることは草の根運動レベルではありますが、つながりの輪が広がっていき、その声が必要な場所に届くきっかけになれたら、こんなに嬉しいことはありません。
 そんな日を夢見て、【あゆかんスペース】は続けていきたいと思っています。

以上、発達障害~母ごころ当事者ごころのあゆでした(*'ω'*)
もしよろしければ、フォローして頂けるとものすっごい励みになります。よろしくお願いします♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?