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仲間の存在、大事。

 手話講座で、ろう者の方の講義の日でした。
 手話の歴史や、講師の方がどんなふうに育ってきたかなどのお話を聞きました。講師の先生は私と同世代くらいの女性の方でした。

 手話通訳をしてもらいながらのお話だったのですが、手話を覚えようと必死に手話を見ていました。その方の手話…手の動きや表情、仕草などを見ていると、意味は分からない部分がほとんどだったのですが、ひきこまれるようでとても魅力的でした。

 やっぱり当事者の方の声って、本当に素晴らしいなと思いました。その方にしか出来ない、チカラのある語りです。

 手話を知らずに生きてきて、ろうの仲間と出会ったときに初めて「人間として生きていると思った」との言葉に衝撃を受けるとともに感動しました。

 やはり、仲間の存在はどの障害の方にとっても大きな存在なんですね。
 私も、自分が孤独に戦ってきた中で仲間と出会えた時のことを思い出しました。同じ目線でコミュニケーションができ、思いに共感してもらえる経験は本当に大きなものだと思います。

 それは障害の有無に関係なく、仲間の存在は大切なものなのかもしれません。でも、障害を持って孤独に生きてきたからこそ、出会えた喜びはとても大きいものなのだと思います。

 私も、講師の方のように、自分のことを生き生きと語れる当事者でありたいと思いました。

 以上、発達障害~母ごころ当事者ごころのあゆでした(*'ω'*)

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