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後見人日記〜ライフ・ゲーム・バランス〜

暑かったり寒かったりで服装に失敗する日が続く。今年の夏はほぼニットポロで過ごすことになりそう。半袖シャツよりも快適ですので。

さて、今日はゲームの話。私自身のゲーム歴は、中学高校とゲーム三昧で過ごした反動か、そこからめっきりゲームから離れ、数年前に子どもにSwitchを買ったことにより、数ヶ月はスプラにどっぷり。その後スプラはストレスが増す(負けず嫌いだから)ことに気づき、ゲームから離れていた。転機が訪れたのは昨年の11月。

被保佐人の方が、「プレステ3を持っているけどさすがに古い。プレステ4が欲しい」と話してくれた。私はプレステ1は持っていたが、それ以降はめっきり。ニュースなどでプレステ5が最新であることくらいは知っていた。なぜ4なのか。「中古のソフトが安い。安いのは1,000円のものもあるから作業所の工賃で買える。いろんなゲームをしたいから。」と。そういうことかと得心し、一緒に古本市場へ。プレステ4proなるものを見つけ、それに決定。この被保佐人さん、けっこう難しそうなゲームも楽しみつつ、没頭しすぎず健全に余暇を楽しんでいる様子。ライフゲームバランスとでも言うべきか、素晴らしい。その姿で物欲が刺激されてきた。
その日からYouTubeで情報収集。

12月、仕事帰りに購入。少し本体が小ぶりになった新しい型らしい。この日から気晴らしのゲーム生活が始まった。妻に呆れられたのはいうまでもない。最近のゲームにあまりに感動したため、今日までに遊んだゲームを紹介する。ゲーム素人後見人目線からのレビュー?(万人に楽しめるのか等なんとなく考察)なので、あしからず。なお、全てフロムソフトウェアという会社のソフト。この会社のゲーム、難易度と爽快さのバランスがすごい。

アーマードコア6

簡単に言うと、自分好みにカスタムしたロボットを操作して戦うアクションゲーム。ストーリーは傭兵(ロボットに脳が取り込まれている)の主人公が、ハンドラーと言われる元請けからの仕事(ミッション)をこなしていくうちに、星をめぐる抗争に巻き込まれていくというもの。このゲーム、画面にはロボットしか出ない。人を殺めたりとが、グロいシーンはない。ガチガチのロボの世界。男子しか楽しめないだろうと思ったが、youtubeでは女性も実況していたりする。このゲーム、難しいと評判だった。いわゆる死にゲーと言われるジャンル。しかしそうと分かれば、やられてもストレスにならず試行錯誤しながら繰り返すことが楽しい。ただし、スピード感があり、かつボタン操作が多いためちょっと焦る。攻める姿勢を優先することがコツですな。注意点としては、ミッションによっては時間制限があったりとクリア条件が厳しめな部分もあるため、そこはストレスだった。
ガンダムなどのロボが好きな方、試行錯誤を繰り返すことが苦にならない方、複雑な操作も苦にならない方、クリアを急がない方におすすめ。


SEKIRO

これも難易度が高めの死にゲー。主人に仕えていた忍者の主人公が、その主人を救出・望みを叶えるべく刀と忍具を仕込んだ義手で戦うというアクションゲーム。敵も人なので血が流れる演出もある。基本的ストーリーはわかりやすい(結構アツい)が、人ならざるものも出てくるし、なぜ人じゃなくなったの?というストーリーの深い部分の解説は少なく、得られるテキスト情報から想像するしかない。ストーリーがわからなくても楽しめるので心配ない。

 何が楽しいか。それはアクションの絶妙なバランスのよさに尽きる。相手の攻撃を刀で弾く(パリィ)すること、相手の体幹バランスを崩していってトドメをさすというのが基本。なので、相手の攻撃に合わせてL1ボタンを押していくのだが、これが初見では難しい。が、何度もやり直して慣れてくると爽快に相手の攻撃を弾けるようになり、勝った時の快感は凄まじい。レベル上げや装備を変えるというシステムはなく、単純。これは逆に言うと、救済がないとも言えるのだが、私はこの単純さはメリットだと思う。

 確かに難しいゲームだが、操作も単純。集中して繰り返し試行錯誤することが苦でない方であれば、時間をかけて楽しめるはず。それに、結構疲れるため何時間も没頭することはない。(私の個人的感想)

 注意点としては、単純な爽快さはない(雑魚すら強いので、囲まれると負けがち)こと、勢いだけではボスに絶対に勝てないこと。じっくり時間をかけて攻略するゲームです。日々コツコツやっていると、それほど日数はかからずクリアできる気がするが、これは個人差があるかなと思う。私は平日はゲームできても30分くらいなので、クリアするのに1ヶ月くらいかかったが、人によっては数ヶ月楽しめるかも。

エルデンリング

これは最近買ったばかりなのでまだ不明点あり。ストーリーはよくわからないが、王になるために王の候補?をぶっ倒して旅するゲーム。上の2作と違うのは、アクションRPGだということ。オープンワールドのため、自由に行きたいところへ行く。さまざまな場所にダンジョンがあり、そこに入ってアイテムをゲットしていったり、ボスを倒したり。BGM控えめで、なぜか街には敵以外の人が少なく、生活感がない世界を旅する。
やはり死にゲーなので難しいが、レベル上げ要素あり、装備変更ありで、負けるならレベル上げて再挑戦。敵の行動パターンを把握して倒す点はSEKIROと同じ。
これは時間が溶ける没頭系ゲームだと思う。装備等の収集要素やレベル上げがあるためか、楽しすぎる。操作は単純。戦闘のスピード感もSEKIROよりゆっくりめ。幅広い人が楽しめると思うが、試行錯誤が苦にならない方であればという条件付き。なお、ストーリーは今のところよくわからない。わからなくても楽しめるのでそれほど問題ではない。

注意点は、没頭しすぎること。時間を決めてほどほどにしないと、気付かぬうちにぐったり疲れてしまう。また、ダンジョンに入っていくと自分のいる場所が分かりにくくなることもあることにも注意。構造をなんとなく把握しておく必要があると思う。このゲーム、全体的に説明が少ないのです。

以上。被保佐人の方のおかげで、最近のゲームの世界を堪能している。死にゲーといわれるジャンルが私にはぴったりなようだ。結構、頭の体操になる面が多いと思う。意外だろうが、特にSEKIROは集中力がある方や繰り返すことが苦でない方ならば誰でも楽しめると思う。
決して安い買い物ではなかったが、機会があればぜひ一度手に取ってもらいたい。



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