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空模様

白い芍薬の蕾と青空。
柑橘のお花の香り漂う畑で、寝そべって撮ったものです。

丸い蕾から、想像できないほどの大輪の花を咲させる芍薬。
天にまっすぐと伸び、ぎゅっと小さくその時を待つ蕾に、秘められたエネルギーと可能性を感じます。

白く麗しき大きな花がこの碧い空に咲いたら、と想像しながら撮った一枚です。


撮り溜めてきた空をいつかまとめようと思っていて、ようやくアップします。


100を超える空模様を、ぜひゆっくりとご覧になっていってくださいませ。


それぞれの1枚にはそれぞれの背景があって、いつどこで誰とどんなふうに撮ったのか、なにを想って撮ったのかなどのストーリーがあります。
改めて見返すと、その時の気持ちも一緒に蘇ります。

一枚一枚写真の下に言葉を添えようとも思いましたが、おなじ空でも人の目に映る空はまた違って観えるものだと思い留まり、ただただまっさらな心で眺めていただきたくて、余計な文字を付け加えないことにしました。

雲がなくても、
碧くなくても、
水に写っても、
空は空。
空が好きです。

季節によって変わる色、
条件によって変わる雲、
刻一刻と変わる表情。

嬉しいことがあった日も、
しょんぼり泣いて帰る日も、
誰かに思いを届けたい日も、
なにかを覚悟し、なにかを決意した日も。

深呼吸をして見上げた先に広がる美しい空にいつも救われます。



最後までご覧いただきありがとうございました。

まだお家で過ごす時間が長く、窓越しの空を眺めることが多いけれど。


今日の空も美しかった。





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