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mixi世代からみたTik Tokのエモさ

スクールカースト最上位の遊戯『Tik Tok』

これがエフェクトをかけた女の子の自撮り動画をTikTok上で見たときのわたしの感想。
mixiでマイミクを募っていたわたしたちの時代でいうと紹介文をたくさん書かれるような人気者がやってそうなアプリ。
ちなみにTikTokは簡単にいうと短い動画に音楽やエフェクトをつけて、アプリ上で公開するもの。
(mixi世代だとミクチャが近いかな。)

スクールカーストで上位とはいえなかったわたしは、正直冷やかし半分でみていたが気付いたらどんどんハマっていった。(もちろん見る専、だけど。)

歴史は繰り返す

世代が違ってもハマってしまった理由のひとつにTik Tokの音源があると思う。最近、印象に残っているものだとmixi世代はど真ん中であっただろう、おジャ魔女どれみのどれみちゃん達が変身するときのBGM。他にもめ組の人などもっと上の世代で流行った音源が使われていたりする。

やっぱり、いつかの時代に誰かを惹きつけたものは、過去となってしまってもまた、かたちを少しずつ変えつつも誰か惹きつけることができるのだと思う。今バカ流行ってるタピオカだって、親世代で流行ってたし。

みんなが主役になれる世界

最初にスクールカースト最上位の遊戯、と書いたけどもTikTokはいわゆる自撮りだけではないことに気付いてくる。
イラストやダンス、ヲタ芸までそれぞれの投稿者の好きなもの、得意なもので溢れている。みんなめちゃくちゃ楽しそう。投稿者が必ずしもサークルカースト最上位だからではなく、その人自身が楽しんでいるかがバズっているTikToの特徴であるような気がする

わたしたちの時代だって、もちろん、みんなが主役であったはずだけど、それが建前だけでなく本当に主張できる時代になってきたんだと思う。

mixiのテキストで繋っていた時代のものは動画にかたちを変えてもっといろんなジャンルの見せ方ができるようになった。

そしてこのようなすこーし懐かしい気持ちをエモい、とかすぐに言ってしまうのもmixi時代なのかもしれない。

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