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最速1分で読める『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』の読書感想文

結構、前にはやった本だと思うんですが、仕事柄マーケティングってそもそもなんだっけ、、、という根本を整理するために読んでみました。(ということを目的としたので、少し実際の本での記載と順序が変わっている部分もあります。)

筆者が高校生の娘さんにマーケティングとは、を伝えるために執筆されたのがきっかけの本なので『ことあるごとにマーケティングという便利ワード使いすぎじゃない?結局わかりやすくいうと何??』みたいな方にもぜひ読んでみてほしいです!

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■商品を売るのではなく売れるようにすることがマーケティング

結局のところマーケティングとは『売れる仕組みを作ること』のことです。その仕組みをどのように作るかというと『消費者の頭のなか、店頭、商品の使用体験』を制することらしいです。

わかったようでわからないのでもう少し具体的に見てみると消費者の頭の中に自分たちの商品を欲しい!と思わせるイメージ、を作り、客単価向上などの施策で店頭により商品をたくさん置いてもらい、実際に使ってみて良い!と思ってもらえる商品を作ることです。例えるならば、ビズネスの流れの悪い川の治水工事のイメージとのこと。

売れる仕組みってひとことで言っても商品の作成段階から実際に使ってもらうまでの一連のことを細かく考えていかなければならないんですね、、、。

■マーケティング職以外でも使える『戦略的思考』

マーケティング 的な思考は決してマーケターだけに役立つものではないみたいです。確かにマーケターの方ってなんとなく論理的で頭の良い人が多いイメージかも。

そもそもですが戦略とは『目的を達成するために資源をは配分する選択』を指します。日常でもやりたいことがあるのに時間もお金も足りないと思ったりしてしまいますよね、、、。食か趣味か、何にどれだけ割くべきか悩ましかったり。

まず、基本として『目的と目標の違い』を明確にするところから入ります。目的とは達成すべきこと、目標は目的に対して経営資源を投入する具体的な的のことです。世界一のレストランを作る!という目的を設定したら世界一お客さんがくるレストランを作ることが目標になるかもしれません。

また、戦略は資源の配分を指していましたが、戦術は戦略を実行するためのより具体的なプランのことになります。重要な点として『目的→戦略→戦術』の順で考えることです。

実際に良い戦略とは何を満たすべきか、素晴らしい戦略は相手と自分の差を利用することであるかも丁寧に説明されているので気になった方は読んでみてください!

■どうやって売るかができてこそマーケター

マーケティングがものを売る仕組みを作ることなので、当然マーケターはどのようにものを売るかができてこそになります。ただ、筆者自身が実感したのは売るための消費者の理解が最も重要ということだそうです。

自分のセンスに頼るのではなく、ファンの心理を徹底的に理解すること。筆者は具体的にはヘアケア商品を担当していたさには自分で髪の毛を金髪にしたりしていたそうです。徹底的。

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今回はマーケティング って何だっけ?という部分に重点を起きました。

ただ、実際にはより具体的な戦略についてやマーケターとしてだけではなく、これからのキャリアの作り方についても記載されているので、なんとなくこれからのキャリアどうしようかな、、、と考えている人にも参考になるかも。


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