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中学生に「学校にいらないもの」を聴いてみた 〜”暮らしの藝術大学”開校に向け〜

教壇に立ち始めて8年になる。教科は家庭科。その間、民間に務めたり常勤から非常勤になったり起業をしたり、色々な経験をしてきた。

たくさんの素敵な大人や街にも出逢った。

そしてたどり着いた「暮らしの藝術大学」
その開校に向け、現在は呼びかけ人である仲間たちと準備に追われている。

どのような学生が入ってくるだろうか、どのような仲間が加わってくれるだろうか。わくわくしつつも日々一日一日を丁寧に生きている。

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わたしがこのプロジェクトにおいて大事にしていること。いっぱいあるけれど5つ並べてみる。

(1)今までの「大学」の概念を一度手放して学びと向き合う。
(2)格好いいキラキラしている大人でいる。よく暮らし、よく生きる。
(3)大人と子ども、学生と講師の境目のない関係性を大事にする。
(4)自分たちが1番行きたくなる学校を自分たちでつくる。
(5)「責任」を超えて、困ったことはすぐに”大好きな仲間”に頼る。

これは「仕事」でもないし、「挑戦」とも少し違う。ときには、それらの言葉の意味を借りることもあるけれど、どちらかというと「よく生きてみている」がしっくり来る。

「大学をつくってみないか」

そう発起人のあっちゃんから声をかけてもらったとき、すぐに勤務先の中学生に助けを求めた。


中学生からの声のおかげで
(3)大人と子ども、学生と講師の境目のない関係性を大事にする。
(4)「責任」を超えて、困ったことはすぐに”大好きな仲間”に頼る。
これらを体現し、結果的に大きな価値を生むことを確信した。

「学校に必要ないと思うものってなにがあるかな。」「教育(教えて育てる)」っていう言葉を新しくするならどんな言葉になるかな。

夏休み明けの授業の導入で、子どもたちに語りかけてみた。

「校則」「教科書を読み上げる授業」「掃除」「決まった時間」「皆同じカリキュラム」・・・たくさんの意見が出たが、だんとつで多かったのは校則だった。


「共育」「創育」「恩育」「考育」「驚育」「協育」「今日生」・・・他にもたくさんある。

彼らから返ってきた言葉のひとつひとつは本当に天才的だった。なによりも最先端だった。

中学生である彼らは意味や価値のさらに奥にある本質的な真髄を理解してくれているし求めている。

常識にとらわれた大人であれば「とはいえ、基礎学力や社会性を身につける上で、校則や再現性のあるカリキュラムはある程度必要だろう」という意見が出るかもしれない。わたしにもまだまだその要素がある。

しかし校則においてそれらが「本質的な意味や価値」なのか別の事象における都合に合わせた「理由や条件付け」なのかを常に見極めながら向き合っていきたい。

わたしにとっては教育者としての責任を超えて、中学生である彼らは大好きな仲間でもある。困ったらすぐに助けを求める。120%で返してくれる。そんな仲間とこれからもっと繋がっていきたい。

(1)今までの「大学」の概念を一度手放して学びと向き合う。
(2)格好いいキラキラしている大人でいる。よく暮らし、よく生きる。

デザインのスキルも広報の経験も追いつかないことがたくさんだ。まだまだできることがある。準備に追われながらも、わたしはよく生きていると思う。

大好きな街に住み、大好きなひとに会いに旅に出る。そのために終わらない理由をつくれば永遠に溢れる仕事をすぐに切り上げたりもする。

「今から行きたいのだけど」と友人に言われたらすぐに時間をつくる。自分の直感に従って、無理をせずに毎日を幸せに生きている。


朝起きて、夜きちんと寝なければいけない
仕事中はきちんと真面目に取り組まなければいけない
一日3食きちんと食べなければいけない
毎日8時間仕事をしなければいけない
仕事中は姿勢良く、パジャマではいけない

こういった少し前の常識からはもう1年以上離れている。コロナのおかげでわたしは自分の「よく生きる」感覚を思い出すことができたのかもしれない。


お金のために働く生き方
仕事のために生きる生活

どれくらいの人がいったいいつまで
この社会のループの中にいるのだろうか

これからどのくらいの子供たちを
この社会のループに
巻き込んでしまうのだろうか



言葉にするのであれば
感性、5感、倫理学、教育学、精神学、経済学、心理学、社会学、生化学、自然科学、歴史学、民族学、宗教、数学、藝術、哲学、〇〇理論、、、

これらのスペシャリストから意味を超えた本物を、理解を超えた体感を「暮らし」の中で学びあう。

全国のよく生きている街で、あなたの人生を過ごし学び合う「暮らしの藝術」を用意しています。


まだまだ始まったばかり。これからもよく生きて準備していこうと思う。まだまだ仲間も必要だ。なによりも、未来を生きる子どもたちにこの学校の存在を伝えていく必要がある。

今まで本当に生きてきた?

そんなよく生きる大人たちに、「未来」について話してみませんか?

ぜひ、あなたのそばにいる未来をよく生きるはずの高校生に届けてください。呼びかけ人一同、待ってます。

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▼詳細はこちらから▼
https://earthcube.jp/2021/10/19/miraitaiwa/

#みらいの校則 #暮らしの藝術大学


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