PMSとは

PMSという単語はご存知だろうか。
多分聞いたことはあっても意味をよくわかってない人が多いと思う。そしてわたしも、こんな偉そうに書き出しておきながら詳しいことはよくわかっていない。今日これを書きながら理解していくつもりだ。なんで急にこんな話をしているかというと、今は夜中の12時半で、明日も早起きなのに眠れないからだ。PMSのせいで。

PMSとは

PMSとは、月経前症候群と呼ばれるもので、月経が開始する3~10日ほど前から身体的、精神的に現れる不快なさまざまな症状のことです。これらの症状は月経が開始すると同時に改善するのが特徴です。
月経のある女性の70~80%は月経前に何らかの不快症状を感じるといわれていますが、症状の程度は軽度なものから重度なものまでさまざまです。日常生活に支障を来す場合はPMSとされます。

Medical Note

つまりはPMSという一語が日常生活に支障をきたすレベルの生理前の症状全般を指しているということ。
ちなみにPMSってのはPremenstrual syndromeの略称らしい。

原因ってなんなの?
これもメディカルノート様の情報なのだが、はっきりとした原因はまだわかっていないらしく、多分ホルモンバランスと関係してるんじゃね?とのことだった。きっと世の頭のいい人たちが研究中なんだと思う。

どんな症状があるの?
生理前に出る症状って具体的に何?と思うだろう。わたしも他の人のことはよく知らないので調べてみた。検索で1番上に出てきた画像を添付しておく。

そう、めちゃくちゃある。
一口にPMSと言っても、症状は多岐に渡るのだ。そして何が面倒かというと、人によって出る症状が全然違うこと、そして同じ人でも生理のたびに出る症状が変わることだ。

このリストにある症状でわたしが経験したものを数えてみたらなんと20個くらいチェックマークがついた。

もちろんここにあるものが全てではないし程度も人によって全然違う。そしてさっきも書いたように同じ人でもその都度コロコロ症状が増えたり減ったりするので一概に全員がPMSのせいで苦しんでるとは言えない。その逆も然りだ。

精神症状の方が種類が多いのは今回初めて知った。でも半分くらいは経験したことのあるものだった。毎月のことだから特に気にも留めてなかったけど、物事を可視化するのはやはり大事だと思った。

中には知らない症状もあったが、何一つ幸せ要素がなくてほんとにおもしろい。呪いかと思う。

で今日はどうしたんですか?
そろそろ本題に入る。わたしが今日なぜ眠れずにこれを書いているのか。明日も学校なのに、なんなら2時間前とかまでめちゃくちゃ眠かったのに。ベッドに入ってから約1時間半、なぜわたしは眠りにつけないのか。答えはこちらに。

経前症候群にみられる睡眠の問題は、過眠と不眠です。黄体期の後期において、日中の眠気、疲労感、集中力の低下がみられます。眠りの質は低下して、中途覚醒が目立つようになります。悪夢を見る人もいます。睡眠不足の影響によって判断力が低下するので、日常生活に支障が出ます。

https://banno-clinic.biz/premenstrual-syndrome-sleep/

そう、これ睡眠障害だったんですね。PMSの症状の一つ。
しかもこれほんとここ最近わたしの症状リストに仲間入りしたばっかりの新人。新人って言ったらなんか長くいそうで嫌だな。インターン。インターンです。

ちなみに悪夢を見るって症状もあるけど、これを書き始めた次の日の朝、推しの携帯にめっちゃ唾飛ばしちゃって嫌われる夢を見て飛び起きた。これもPMSのせいです。推しまで使って悪夢見してくるなんて、絶対に許しません。

もともと過眠の症状はあったのだが、不眠は本当に最近出るようになった症状だ。いや、もしかしたらわたしが知らなかっただけでずっとあったのかもしれない。インターンみたいな顔してる正社員なのかも。

これはマジで経験がある人にしか分からないと思うんだけど、生理前の眠気ってほんとになんか寝不足とは全然違う。寝不足はなんか「ちょっと寝させてもらえれば復活しそうだわ〜」感がまだあるけど、PMSは無理。だって睡眠障害だから。症状だから。これ、病気だから。

軽い昼寝くらいで解決できる睡眠不足時の眠気に比べると、PMSによるものは2〜3時間の睡眠が必要。わたしはね。これもまた個人差あり。
わたしは午前中から5時間くらい昼寝して夜も普通に寝れた日があった。

そういうことなの。PMSの眠気は異常なの。おかしいくらい寝れるの。

この不眠って…まさか…?
ある日、死ぬほど眠れない日にわたしはPMSの眠気と同じ違和感を感じて調べてみたのです。ドキドキ…これがPMSの症状だったら悩みが減るぞ〜!🩷(この話は後でします)

そして出てきた結果がこれ。

まあさっきも同じようなのを載せたんですが。大事なことなのでもう一度。「過眠と不眠」の文字を見てマジで腰を抜かした。これ、生理のせいだったのかよ!!PMS、お前〜!!

今これを書いてる理由もそう。今っていうか、まあ書き始めてから日にち経ってるんですが、この時のわたしも、この症状のせいで眠れず仕方なく起きていたのだ。こんな理不尽なことがあるかい。頼むから寝たい時に寝さしてくれ。てか授業中に不眠機能発動しろ。

なぜPMSを知ると安心するのか
これは完全に100パーセントわたしの考え方なのでどうかふーんという気持ちで読んでほしい。
上にも書いた通り、わたしは不眠がPMSの症状であることを知って大いに安心した。なぜかというと、自分の落ち度ではないからだ。

もし食生活とかメンタルバランスが関係してると言われたらちょっと肩身が狭くなっちゃうかもだけど、それでも風邪とかより全然良い。

風邪は確実に自分が原因を作ってる上に自分で治すしかないけど、PMSは避けようがない。我慢する以外ない。ひどい場合は薬飲んだりするけど。それくらいしかできることがない。それが逆にいい。なす術がないのがいい。名前のつかない怠惰に、良い口実ができる。

あと、毎月生理が来るということはめちゃくちゃすごいことなのだ。子宮が健康だという証だとわたしは思ってる。毎月不要なものが排出されるので月一のデトックス期間だとも思っている。

こればかりはもう想像も疑似体験にも限界があるので全員が全員共感し、理解できるものではないともわたしは思う。性別とか関係なく。
最近は女性同士の差別も多いと耳にした。
繰り返すが、重さも症状の数も、人によって、そして同じ人でもその月によって変わる。
自分がつらい思いをしたことがないからと言って、周りもこんなもんなんだろうと思ってしまってはダメなのだ。そんな小さな思い込みから衝突は生まれる。

お互い譲歩しながら仲良くやっていこう。生理とも、周りの人たちとも。

p.s.
「生理ちゃん」という漫画、おすすめです

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